今回は、しっとりとした「スーパー１６０′ｓ」で、しっかり目の詰まった４ＰＲＹの「サージ」素材で作製したスリーピース・スーツの紹介です。
１１月８日の“立冬”を過ぎても日中の気温は２０度前後と１０月の陽気が続きながら、秋の深まりも感じないまま、「ツイード」や「フランネル」の冬物素材へとスッキリと移れずと思いながらも、暑がりで異常な汗かきなのになぜか寒がりな私の服装は、先週一時的に「ウーステッド」の秋物に戻しましたが、すぐに店に置いてある冬物素材に着替え、冬の“正統派スタイルの着こなし”へと早々と移行させました。
このスリーピースをお借りした方は、昨年“コロナ過”の５月に“天神山オリジナル”の靴を作られてからのお付き合いで、その後、スーツやワイシャツを加えていただきながら、１１月には今回紹介の色違いのネイビーでスリーピースを作られ、その素材感や着心地を気に入っていただき、冬のビジネスに最適な極上素材の２着目を加えていただくことになりました。
この素材は、前にも書いていますが、最高品質の織物素材をメイン製品とするイギリスの生地メーカー“ＣＨＡＲＬＥＳ ＣＬＡＹＴＯＮ”社の、しっとり感がなんとも言えない「スーパー１６０′ｓ」で、４プライならではのしっかり目の詰まった３５０ｇの重さは、毛羽立っている「フランネル」ではちょっと気になる、真冬シーズンのドレスアップ・スタイルには最適な優れものの素材ではないでしょうか。
モデルは、私も愛用している「ＮＣＲＣ」（オールドカラチェニ）を使い、シングル３ツ釦段返り、スタンダードにフラップポケットのサイドべンツにして、冬に最適なウエストコートを加え、トラウザースは１プリーツでサイドアジャスター脇・尾錠付き、当然のようにブレイシーズ釦を付けて、ジャケット＆ウエストコートの釦ホールは拘りの「ハンドメイド仕様」で仕上げました。
今回のコーディネイトは、白いピケ織りのレギュラーカラーシャツにカラーピンを使って、“天神山オリジナル”で別注した並列水玉のネクタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをスクエアーに飾り、“天神山オリジナル”で作製した黒スムースレザーのキャップトウで決まりですね。
今回紹介の「スーパー１６０‘ｓサージ」は、ダークネイビーとネイビーの３色展開で、一昨年の１１月より“お値打ち価格”にてご提供させていただいていて、ご好評をいただきながら残りわずかとなってきていますが、先ほども書いたように、４プライならではのしっかり目の詰まった３５０ｇの重さは、寒さが残る３月や冬シーズンの冠婚葬祭には最適な素材ですので、シングル・ピークドラペルで作ってドレスアップ用に加えられたらと思っています。
＜洋服のお直し＆リフォームサービスのお知らせ＞
昨年６月より弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”の３Ｆに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。
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定休日：日曜日・月曜日・祝日
営業時間：１０：００～１８：００
※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。
ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。
１１月１４日（日）、１５日（月）、２１日（日）、２２日（月）、２３日（火、祝）、２８日（日）、２９日（月）、１２月５日（日）、６日（月）、１２日（日）、１３日（月）、１９日（日）、２０日（月）、２６日（日）、２７日（月）はお休みさせていただきます。
※最寄駅は京急青物横丁より徒歩３分、ＪＲ大井町より徒歩１０分です。
京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、２０ｍで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
ＪＲ大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に２０ｍほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
※建物脇に駐車場もございます。
お車でのお越しは、横浜方面から青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着