今回は、ちょっと贅沢な極上「カシミヤ１００％」素材で作製したジャケットをしつこく３回目の紹介です。
１０月のスタートは台風の影響で東京では一日中雨風強く、週末からは台風一過の秋晴れが続き、１０月なのに最高気温が３０度に迫る季節外れの残暑となり、朝の冷え込みと日中の気温差が１０度を超え、体調維持を心掛けながらも着るものに悩む毎日が続いていて、本日は曇りで平年の気温に戻りつつも、秋物へとスッキリと移行できず、近年の季節の変わり目１０月１０日を過ぎれば秋の陽気へと一気に進んでくれるでしょうから、来週以降には少し毛羽立っている「ウーステッド」素材が着れることを願がっているところです。
このジャケットをお借りした方は、弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”が２００４年のオープン当初より長いお付き合いをさせていただいていて、２０１８年の１２月に「カシミヤのオーバーコート」を協力していただいていて、その時にも書いていますが、長いお付き合いの中でスーツはだいぶ揃ってきているので、ジャケットを増やしつつ、年齢を重ねるごとに極上な素材へと意識が高まり、今回は“カシミヤフェア”がきっかけとなり、大好きなブラウン系で作製していただくことになりました。
この素材は、今シーズンしつこく３回目の紹介となりますが、高級カシミヤの代名詞と言われている世界最古の毛織物メーカー“ＰＩＡＣＥＮＺＡ”社の、重さ４７０ｇの「カシミヤ１００％」で、“ピアチェンツァ”ならではの最上級カシミヤは、気品あふれるコートやジャケットに相性が良く、贅沢な気分をたっぷり味あわせてくれる優れものの素材ではないでしょうか。
モデルは、この方が近年お気に入りの「ＬＢＳ」（ルチアーノバルベラ）を使い、シングル３ツ釦段返り、２パッチポケットのサイドベンツにしています。
今回のコーディネイトは、オックスフォードのボタンダウンシャツに、カシミヤ・グレンチェックのネクタイを締めて、ウール＆シルクのポケットチーフをスクエアーに飾り、グレーフランネルのスラックスを合わせ、靴は“天神山オリジナル”で作製したスエード・タッセルで決まりですね。
この“ＰＩＡＣＥＮＺＡ”社の「カシミヤ１００％」のジャケットは、私がダブルブレストで作ったキャメル色、９月に紹介させていただいたダークブルー色と、今回のダークブラウン色でしつこく３回目の紹介となり、重過ぎず軽すぎない「オーバーコート」に最適な４７０ｇの目付ですが、ジャケットで作るとボリュームが増しているように感じ、インナーにカシミヤニット加えスカーフを巻けば真冬でもコート要らずで、色々なコーディネイトを楽しめる１着となるでしょうから、“超お値打ち価格”の超高級素材をこの機会に加えられたらと思っています。
＜洋服のお直し＆リフォームサービスのお知らせ＞
昨年６月より弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”の３Ｆに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。
＜店舗のご案内＞
店舗住所：〒１４０－０００４ 東京都品川区南品川 ５－８－２１
電話番号：０３－６２２８－７３２１
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メールアドレス：tenjinyama@kogaya.co.jp
ＨＰ：http://www.tenjinyama.jp/
定休日：日曜日・月曜日・祝日
営業時間：１０：００～１８：００
※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。
ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。
１０月１０日（日）、１１日（月）、１７日（日）、１８日（月）、２４日（日）、２５日（月）、３１（日）、１１月１日（月）、３日（水、祝）、７日（日）、８日（月）、１４日（日）、１５日（月）、２１日（日）、２２日（月）、２３日（火、祝）、２８日（日）、２９日（月）はお休みさせていただきます。
※最寄駅は京急青物横丁より徒歩３分、ＪＲ大井町より徒歩１０分です。
京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、２０ｍで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
ＪＲ大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に２０ｍほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
※建物脇に駐車場もございます。
お車でのお越しは、横浜方面から青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着