今年初めてのブログの書き込みです。
２０２１年も１年間、お付き合いよろしくお願いいたします。
今回は、ちょっと贅沢な「カシミア１００％」素材を使って作製したネイビー・ブレザーの紹介です。
“新型コロナウイルス”の感染が拡大しながら２０２１年の新年を静かに迎え、年末寒波の影響でいつも以上に寒く感じながら静かな正月を過ごし、１週間の冬季休暇で冷えきった店に入った途端に凍えるような寒さを体感し、暖房の設定温度を高めにしてもなかなか温まらず、下降路線真っ只中の身体を気遣いつつ、これからの２カ月間は身も心も温まる真冬の“正統派スタイルの着こなし”で、暗いムードで緩みそうな身体と気持ちを引き締めて行こうと思っています。
このブレザーをお借りした方は、２０１７年の８月に「カシミアのピンチバック・ジャケット」（https://ameblo.jp/tenjinyama-tokyo/entry-12486452430.html）を協力していただいていて、その時にも書いていますが、２００６年から長いお付き合いをさせていただいている中で、作るペースも早く家での収納も限界に近づいているにもかかわらず、その後も「麻グレンチェックのジャケット」や、間もの「グレンチェックのジャケット」と加えられ、既に収納の限界に到達している中、今まで作っているものがスーツも含め柄物が多いことと、基本のネイビー・ブレザーを「サージ」しか作っていないこともあり、最上級の「カシミア１００％」素材で加えていただくことになりました。
この素材は、以前「ポロコート」を紹介した時に何回か書いていますが、イタリア・ビエラで１９４８年に創業した由緒正しい毛織物メーカー“Ｃｅｓａｒｅ Ｇａｔｔｉ”社の、重過ぎず軽すぎない４５０ｇの「カシミア１００％」で、ヨーロッパの高級メゾンの別注を数多く行っている“ガッチィー”社ならではのカシミアは、気品あふれるコートやジャケットに相性が良く、贅沢な気分をたっぷり味あわせてくれる優れものの素材ではないでしょうか。
モデルは、弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”では一番スタンダードな「ＲＥＳＺ」（ローマンイングリッシュ）を使い、シンプルなメタル釦を付けたシングル３ツ釦段返り、スタンダードにフラップポケットのサイドベンツにして、釦ホールは拘りの「ハンドメイド仕様」にしています。
今回のコーディネイトは、ブルーのオックスフォードのボタンダウンシャツに、朱子織ストライプのネクタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをスクエアーに飾り、この方が「ハンドメイド仕様」で作られたグレーフランネルを合わせ、靴は“天神山オリジナル”で作製したスエード・タッセルで決まりですね。
前にも書きましたが、この“Ｃｅｓａｒｅ Ｇａｔｔｉ”社のカシミアは、３年前からご好評いただいている無地コレクション１６色と、昨シーズンから「グレンチェック」、「ハウンドトゥース」、「ヘリンボーン」と柄物が加わり、弊店の親会社（生地商）が取り扱っている為に“お値打ち価格”でのご提供と、上質のカシミアコレクションが充実していますので、来シーズンに向けて加えられてはと思っています。
＜洋服のお直し＆リフォームサービスのお知らせ＞
６月より弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”の３Ｆに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。
＜店舗のご案内＞
店舗住所：〒１４０－０００４ 東京都品川区南品川 ５－８－２１
電話番号：０３－６２２８－７３２１
ＦＡＸ：０３－５４７９－８０７７
メールアドレス：tenjinyama@kogaya.co.jp
ＨＰ：http://www.tenjinyama.jp/
定休日：日曜日・月曜日・祝日
営業時間：１０：００～１８：００
※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。
１月１０日（日）、１１日（月、祝）、１７日（日）、１８日（月）、２４日（日）、２５日（月）、３１日（日）２月１日（月）、７日（日）、８日（月）、１１日（木、祝）、１４日（日）、１５日（月）はお休みさせていただきます。
※最寄駅は京急青物横丁より徒歩３分、ＪＲ大井町より徒歩１０分です。
京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、２０ｍで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
ＪＲ大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に２０ｍほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
※建物脇に駐車場もございます。
お車でのお越しは、横浜方面から青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着