“令和”に改元されて早々、各地で雹が降ったり、北海道で季節外れの雪が降ったかと思えば、先週末からは通年でも経験したことのない記録的な暑さになるなど、日本列島も慌ただしい５月となり、東京都心でも真夏日が4日連続となった異常気象が続いている今週のスタートは、暑がりで異常な汗かきの私は早くも麻シャツの出番となり、昨日からはやっと平年の気温に戻りつつ、そろそろジメジメ＆ムシムシの履く靴に悩む梅雨の季節が迫ってきています。
今回の「プレーントウ」３種類は、ここ３カ月で立て続けにオーダーが出来上がってきたもので、同じモデルを使いながらもそれぞれの特徴がうまく表現されていたので紹介させていただくことに致しました。
モデルは、私が６年前に作った「プレーントウ」を参考にした６アイレットの外羽根で、“Ｃｈｕｒｃｈ”社の「シャノン」を真似してハンドステッチを施し、底付けは“ハンドソーンウエルテッド製法”の「九分仕立て」です。
一番上の「ダーティーバックス」は、イギリス“ＣＨＲＬＥＳ Ｆ ＳＴＥＡＤ”社のスーパーバック（毛足の短い）の、昨年から加わった新色のサンドベージュ色を甲革に使い、ソールは当然のように「レッドラバー」で、限りなく細かいホワイトステッチの出し縫いで仕上げています。
「ホワイトスエード」は、肉厚のキップベロアを甲革に使い、ソールは木地仕上げで、つま先の減りを防ぐのと滑り止めの為に前にラバーを縫い付け、コバの張り出しを小さめにして、限りなく細かいホワイトステッチの出し縫いで仕上げています。
「ブラックのスムースレザー」は、安定した品質で評価の高いフランスの有名タンナー“ＡＮＮＯＮＡＹ”社の甲革を使い、ソールは底も含めて同色の黒で仕上げ、コバの張り出しを小さめにして、細かい出し縫いでスッキリと仕上げています。
スエードの２足は、これから始まる盛夏シーズンの“セパレート・スタイル”の着こなしには相性が良く、更にはリネンシャツにジーンズなど、履きやすさ満点のちょっと贅沢なカジュアルシューズです。
黒のスムースレザーは、シーズン問わず「ネイビーブレザー」は勿論、冬シーズンのド定番「ツイード・ヘリンボーン」など相性が良く、“トラディショナル・スタイル”には欠かせないアイテムの一つです。
もうすぐ１０年目を迎える“天神山オリジナル”のオーダーシューズは、“古き良きアメリカ靴”のフォルムを復刻させ、“ハンドソーンウエルテッド製法”ならではの履き易さ、軽さ、丈夫さなど好評をいただいていて、私自身も既に１３足作り、今まで愛用していた名品と言われる靴は全て履けなくなっている状態ですので、もっと多くの方にご自分だけの１足を試していただきたいと思っているところです。
＜新店舗のご案内＞
※昨年９月に１２年間過ごした銀座より品川へ移転しましたのでご案内させていただきます。
新店舗住所：〒１４０－０００４ 東京都品川区南品川 ５－８－２１
電話番号＆ＦＡＸ：０３－６２２８－７３２１ ＊今までと同じで変更ありません
定休日：日曜、祝日 ＊今までと同じで変更ありません
営業時間：１０：００～１８：３０
※相変わらず私１人ですので、ご来店日時をご連絡いただくと助かります。
６月２日（日）、９日（日）、１６日（日）、２２日（土、臨時休業）、２３日（日）、３０日（日）をお休みさせていただきます。
※最寄駅は京急青物横丁より徒歩３分、ＪＲ大井町より徒歩１０分です。
京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、２０ｍで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
ＪＲ大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に２０ｍほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
※建物脇に駐車場もございます。
お車でのお越しは、横浜方面から青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”到着
弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”のＨＰが一昨年１１月半ばに新しくなりましたのでお知らせいたします。
アドレスは今までと同じです。（http://www.tenjinyama.jp/）
今後は、大阪店と共によろしくお願いいたします。