三者混ヘリンボーンのジャケット | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、絶妙な配色の「三者混ヘリンボーン」で作成したジャケットの紹介です。

昨日からカラッとした爽やかな初夏の陽気に戻りつつ、気温が25度を超える夏日がこれからも続きそうな中、晴天の日には「コードレーン」のスーツを登場させ、麻のボタンダウンシャツに蝶タイを締めて、更にはホワイトスエードの靴を履いてと、そろそろ盛夏用の装いを先取りしていこうと思っているところです。

このジャケットをお借りした方は、何回かこのブログでも協力していただいていて、その時にも書いていますが、2005年の秋からの長いお付き合いの中で“天神山流”の提案を気に入って、洋服は勿論、シャツ、ネクタイ、ポケットチーフ、靴、靴下に至る小物まで揃えていただきながら、今シーズンは仕事の関係でジャケットスタイルに徹すると言うことで、新着生地の中から絶妙な配色のヘリンボーン柄に出会い、トータルコーディネイトで加えていただくことになりました。

この素材は、イタリアが誇る名門マーチャント“DRAPERS”社の、今シーズンの“JUST NOW”コレクションで、ウール45%、シルク30%、リネン25%の良いとこどりの「三者混」で、ありそうで少ない絶妙な配色と素材感の「ヘリンボーン」柄は、春先から盛夏まで色々な着こなしが楽しめる優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、今までこの方の体型とイメージに合っていた「CRCS」(カラチェニ)を使っていたのですが、今回は新モデルに挑戦ということで「SMJ」(ニューカラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スタンダードにフラップポケットのサイドベンツにして、“ハンドメイド仕様”ならではの総片返しのハンドステッチを施しています。

今回のコーディネイトは、白いオックスフォードのボタンダウンシャツに、リネン&シルクのチェックタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをパフで飾り、合わせて作製したサマーサージのスラックスを合わせ、靴も合わせて作製した“天神山オリジナル”のスムースレザーのフルブローグで決まりですね。

春夏シーズンのお客様の出来上がりが続々と到着していて、相変わらずメッシュ素材のジャケットが目立っている中で、今シーズンの一押し素材“TALLIA DI DELFINO”社の、SUPER130‘sのメッシュ素材は240/250gと軽量なうえに柔らかいタッチで、何を羽織っても暑く感じる盛夏まで使えそうなので、梅雨入り前に夏物最終オーダーを考えてみてはいかがですか。(実を言うと私も今シーズン加えようと思っていた素材です)





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