ツイードヘリンボーンのスリーピース | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、前回紹介の「ソフトツイードのヘリンボーン」素材の色違いで作製した、スリーピース・スーツの紹介です。

今年は8月上旬には記録的な暑さから、8月下旬になるとそれが幻かのごとく気温が低く、残暑と言う言葉を使わないまま秋に突入して、その後9月後半からは平年の気温を上回るようになり、11月中旬にかけて気温の高い状態が続いていたので、近年のなくなりつつある秋が今年は長く感じながら、目方のある冬服へとすんなり移行できませんでしたが、昨日はやっとと言うかいきなり10度に届かないオーバーコートが出番の真冬の気温にまで下がり、私の服装もインナーにスリップオーバーを着込み「ハリスツイード」のスーツを着てと、このまま一気に重ための「フランネル」素材とのローテーションに移行していこうと思っているところです。

このスリーピース・スーツをお借りした方は、このブログではお馴染みでこの方ならではの拘りコレクションを沢山ご協力していただいていて、今シーズンも既に3着目の紹介となり、前回の「ベビーラマ」の時にも書きましたが、今シーズンは意識してブラウン系の色を中心に揃えていかれている中で、ソフトな素材感と絶妙な配色を気に入っていただき、更には“お値打ち価格”も決め手となり加えていただくことになりました。

この素材は、歴史と伝統のあるスコットランドのテキスタイルメーカー“ROBERT NOBLE”社の、310gと比較的軽めの「ソフトツイード」のヘリンボーン柄で、前回も書きましたが、雰囲気は冬シーズンで着用は秋シーズンからと季節を先取りしつつ、気分を高めてくれる優れものの素材ではないでしょうか。

モデルは、この方の体型とイメージに合っている「LBS」(ルチアーノバルベラ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スラントチェンジポケット付きのノーベントにして、襟付きのウエストコートを加え、トラウザースもこの方のスタイルになっている裾幅広めでインバーテッドの2プリーツにして、ブレーシーズ釦を付けています。

今回のコーディネイトは、オックスフォードのボタンダウンシャツに、三者混のニットタイを締めて、“DRAKES”社ウール&シルクのポケットチーフを華やかに飾り、靴は前回と同じで“天神山オリジナル”で作成したスエード・フルブローグです。

2週連続で同素材の紹介となりましたが、“天神山流”でしつこく提案し続けている“冬の正統派スタイル”の着こなしは欠かせない素材の「ツイード」の中で、この軽めの「ソフトツイード」はシーズンも長く着れて、その季節ごとにコーディネイトも楽しめる優れものの素材ですので、是非、試していただきたいと思っています。





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