アイリッシュリネンのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、今シーズン初ですが毎年好評の「アイリッシュリネン」で作製したスーツの紹介です。

29日(日)に東京でいち早く“ソメイヨシノ”が満開になり、30日と31日は気温が25度近くまで上昇して、ちょっと汗ばむ初夏の陽気にまで一気に進み、昨日は“菜種梅雨”?の前線の影響を受けてスッキリしない天気で、週末は花散らしの雨になりそうで“お花見ライド”が無理そうな中で、4月突入して本日のお花見日和の晴れ間を狙って私自身も「アイリッシュリネン」のスリーピース・スーツを着て、ネクタイやポケットチーフも春らしさを意識したコーディネイトにして、春本番の気分を高めていこうと思っているところです。

このスーツをお借りした方は、このブログではお馴染みで毎シーズン何着ずつかは協力していただいていて、この春のスタートも普通に着れるネイビーのサージでスリーピース・スーツを作り、今回紹介の2着目は私自身も作り昨年大好評だったキャメル色の「アイリッシュリネン」を加えていただくことになり、私と一緒で一昨年作ったダークブルーの色と2着目となりました。

この素材は、何回も書いていますが、「アイリッシュリネン」と言えば本場アイルランドの“SPENCE BRYSON”社の一番グレードの高い素材で、ヘビーウエイトの380/390gの重さがありしっかりと目が詰っている為、皺になり方も独特で、使い込むほど麻本来の味を引き出してくれる、近年のカジュアル化傾向の中では貴重な夏の定番素材です。

モデルは、弊社“天神山”では一番スタンダードな「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スラントチェンジポケット付きのサイドベンツにして、スラックスは1プリーツにしています。

今回のコーディネイトは、ブルーのオックスフォードのボタンダウンシャツに、私が昨年作ったマドラスチェックのネクタイを締めて、縁どり鮮やかな麻のポケットチーフを3ピークスで飾り、靴は“天神山オリジナル”で作成したUチップのコンビネーションで決まりですね。

3月から開催していた “オーダーフェア”も 今週末で終わりとなりますが、店頭では続々と“お値打ち価格”の生地が到着していて、その中でイギリス製“Savile Clifford”社の打ち込みのしっかりとしたトロピカル(平織り)のストライプとピンチェック、今や無き“WAIN SHIELL”社のトロピカル無地など、昨年も紹介した“ヴィンテージ”スーツ生地が現物限りで加わり充実していますので、この機会にご覧になられてはと思っています。






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(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
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4月5日(日)、12日(日)、19日(日)、26日(日)、29日(水、祭)をお休みさせていただきます。