ストライプのスリーピース | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今年初めてのブログの書き込みです。
2015年も一年間、お付き合いよろしくお願いいたします。

今回は、鮮やかな配色のストライプで作製したスリーピース・スーツの紹介です。

昨年の12月初旬から真冬並みの寒波が到来しそのまま年を越して、厳しい寒さに身体もだいぶ慣れつつも、5日の初日は1週間のお休みで店内も冷えきって暖房もなかなか効かず、なまった身体の芯まで凍えるような寒さからスタートして、6日“小寒”の寒の入りは気温が一気に16度まで上昇しながらの暖かい雨となり、昨日からはまた北風が身体に染み渡るほどの強烈な寒気が流れ込み、これから“大寒”に向かってさらに冷え込むでしょうから、身も心も温まる真冬の“正統派スタイル”で緩んだ身体と気持ちを引き締めなければと思っているところです。

このスリーピース・スーツをお借りした方は、2005年の春からこだわりの強い“天神山流”の提案を飽きずに長いお付き合いをさせていただいていて、2年前に協力していただいた「ストライプのスーリーピース」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/53427020.html)時にも書きましたが、通常あまり活用しないスーツを毎シーズン加えられ13着目となり、2年ぶりの今回はツイードジャケットでもと思っていたところ、生地を見ているうちに珍しい鮮やかな配色のストライプと出会い、14着目のスリーピース・スーツを加えることになりました。

この素材は、近年のイタリアでは品質が一番安定していると思われる生地メーカー“CANONICO”社の340gのフランネルで、明るめのグレーにオレンジのオルタネイトストライプの絶妙な配色は、ビジネススタイルでは活用しないこの方には最適な素材ではないでしょうか。

モデルは、この方がいつも使っている弊店では一番スタンダードな「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、この方のスタイルになっているピークドラペルのシングル3ツ釦段返り、プレーンなフラップポケットのサイドベンツにして、ウエストコートを加え、トラウザースは2プリーツで“天神山流”のスタンダードスタイルを試していただいています。

今回のコーディネイトは、白いピケ織りのレギュラーカラーシャツに、クラシックなプリントの蝶タイ(私物です)を締めて、白い麻のポケットチーフをすりーピークスで飾り、靴はこの方が同時に作成した“天神山オリジナル”の中茶のスムースレザーを使ったキャップトウで決まりですね。

これから2月末にかけて本格的に厳しい寒さが続きますが、私自身は既にシルク&リネンのジャケットとパンツ2本を仕込んで春夏シーズンへと気持ちを高めている最中で、円安傾向の中で2月から値上がり予定の生地ブックも多数でてくるので、春用の生地が一番揃っている今の時期に作られることをおすすめします。





弊店“TENJINYAMA”のHPが更新できない為、2013年3月に移転した銀座2丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7322
定休日  日曜日、祝日
営業時間 10:30 ~ 19:00

1月11日(日)、12日(月、祭)、18日(日)、25日(日)をお休みさせていただきます。