グレンチェックのジャケット | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、春本番から初夏の季節にピッタリで爽やかな配色が決めての「グレンチェック」柄で作ったジャケットの紹介です。

ジワジワと夏が迫ってくるのを身体に感じつつ都心でも25度を越える夏日となった一昨日の汗ばむ陽気は、“ソメイヨシノ”の開花を早めた高温傾向の3月から一転して、雨が多かった4月前半から“ゴールデンウィーク”にかけては低温傾向だったせいか、暑さに慣れていない中年の身体には少し応えましたが、移転後の銀座2丁目の店舗は通気がよく爽やかな風が吹き込んでくれるので、快適な環境の中でネクタイをちゃんと締めて午後には上着も羽織りつつ、このままの状態で夏を乗り切れればと願っているところです。

このジャケットをお借りした方は、2008年の9月に「ヴィンテージカシミア」のジャケットを作られてからのお付合いで、昨年の5月末には「アイリッシュリネン」のスーツを着て「今日の着こなし」http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/53003810.html)にも登場していただき、「ツイードのポロコート」「逆折り込みのスエードシューズ」をはじめシャツやネクタイ&ポケットチーフに至る小物まで「天神山流」の提案をトータルで揃えていただきながら、“移転記念キャンペーン”ではスラックスとシャツを作り、今回はこの「バルベラ」社ならではの素材感と絶妙な配色の「グレンチェック」柄に出会い思わず作っていただくことになりました。

この素材は、弊社「天神山」と昔から相性の良い、高品質の生地を維持し続けているイタリアを代表する生地メーカー「CARLO BARBERA」社のウール40%、シルク50%、リネン10%の三者混で、「バルベラ」ならではの素材感と丁度良いバランスの格子と絶妙な配色の「グレンチェック」柄は、春から夏シーズンにかけて一番活躍する素材ではないでしょうか。

モデルは、この方の体型とイメージに合っている、ナチュラルショルダーで襟幅とアームホールがやや広い「CRCS」(カラチェニ)を使い、3ツ釦段返り、柄の雰囲気に合わせてスラントチェンジポケットを付けたサイドベンツにしています。

今回のコーディネイトは、ストライプのレギュラーカラーシャツに、スッキリと爽やかに2色のストライプタイを締めて、小紋プリントのポケットチーフをパフで飾り、スラックスはピケ織りのコットンパンツを合わせ、靴は「天神山オリジナル」で作製したベージュのスエードプレーントウでいかがですか。

素材の種類が限られてくる春夏シーズンでのジャケットは、素材感を多少替えながらの「ネイビーブレザー」で賄ってしまうケースが多く、千鳥格子やヘリンボーンのような無地ライクな素材はカジュアルなスーツとして作製してしまうしと思いつつ、そんな時に欲しくなってくるのが今回のような「グレンチェック」柄ですが、バランスの良い格子の大きさや配色など探すとこれだと思うものになかなか出会えないもので、今回のように不意に追加された“お値打価格コレクション”で、尚且つ「バルベラ」社の生地ともなれば、作って間違えなしのジャケットだと思っています。





弊店「TENJINYAMA」のHP(http://www.tenjinyama.jp/)の更新ができない為、3月から移転した新住所と電話番号及び、5月の休業日のご案内をさせていただきます。

〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7321

5月19日(日)、26日(日) をお休みさせていただきます。