● 結局、すべては「人」にあり。 | たいやき社長、書く。

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当店が、移転前の、まだショッピングセンター内にあったときは、おもに高校生・大学生のアルバイト従業員がいたのですが、その中でも、私が、最も優秀な〝 人財 ″ であったと一番に挙げる、Sという、ボーイッシュな女性がいました。今日は、男性のお客様から、つぎのような話を聴きました。

「ねえ、店長、ショッピングセンターの中でやっていたとき、たくさんスタッフがいたけどさ、その中に、ショートヘアのボーイッシュな女の子がいたよね。不思議とさ、あの子がつくるたいやきが、一番おいしかったんだよね。それで、そう感じるのは、俺だけなのかなと思っていたら、あるとき知り合いも、その女の子がつくるたいやきが一番おいしいって言ったんだよ。だから、これは間違いないんだよ。」

と、このように語ってくださったわけですが、「ところで、その子に焼き方を教えた、私のたいやきはどうなのでしょうか」という話なのですが、まあ、私が最も熱を入れて指導した人でしたから、「師匠である私を超えさせるのが、師匠の役目だ」と、都合よく解釈することにしました。

「それにしても、同じ材料を使っているのに、味が違うのは、なんでだろうね」と、お客様も不思議そうに言うので、私が、「やはり、そこは『心』ではないでしょうか」と言ったら、「そこに来ますかあ」と、ジーンと来ている様子だったのですが、つぎの瞬間、驚くべき言葉が出てきたのです。

「やっぱり、あれかな、あの子から買ったたいやきなんだなあって思うと、おいしくなっちゃうのかな」

ズバリ、〝 答え ″ が出たのです。私も、多くのお客様から、「なぜか、店長が焼くたいやきが一番おいしいのよね」と、言われてきましたが、たいやきの材料は決まっていますし、焼き方も基本的に決まっています。

そうなりますと、あとは、もはや、「量子論」の世界であり、私の「意識エネルギーが高いからか」、私の「波動の振動数が高いからか」と、オカルティックな部分に理由が・答えがあるのかとも思っていたのですが、まあ、そこにも一理あるとしましても、決定的な答えは、そこではなかったのです。

結局、「誰から買うか」で、おいしさが決まっていたわけです。たとえば、おいしいものを食べるにしても、嫌いな人と食べたら、おいしいものも、おいしく感じられないでしょう。「何を食べるか」ではなく、「誰と食べるか」なのです。

したがいまして、結局、すべては、「人」にあるのです。どれだけ、「感じのよい人間」であるかで、おいしさや、充実感や、満足感や、幸福感が決まるのです。当然、売り上げや、成果、結果も違ってきます。

ですから、実際的で、実用的な「成功法則」の頂点は、この地球で成功することを超えて、「宇宙でも成功する方法」を採ることです。要するに、地球以外の、宇宙に存在する、すべての宇宙人からも気に入られるような、「感じのよい人間になる」こと。宇宙でも通用するような、素敵な、素晴らしい「存在」になることです。

宇宙で成功する方法がわかれば、地球で成功する方法もわかりますし、「宇宙で成功できるならば、地球で成功することなどわけがない」のです。地球外でも通用するような、「感じのよい〝 存在 ″ になる」こと。あきれるほどにシンプルですが、これこそが、成功法則の最高峰であるといえます。

結局、すべては、「人」にあるのです。ここに、議論の余地はありません。これが、結論です。もう、私もブログを書く必要はありません。これ以上の教えはないのではないでしょうか。しかしながら、シンプルな教えほど、表面にとらわれて、その果てしなき「深さ」を感じとることは困難です。

自著も、ごくごく、「当たり前のこと」しか書いておりません。しかし、私が読んできた、1万冊ほどの書物のエッセンスが、ふんだんに盛りこまれているのです。しかし、この「深さ」に気づけるには、そうとうな勉強量がいりますし、そうとうな人生の経験値がいるのです。それでも、見た目は、どう見ても、小中学生向けの本なのです。

最後は、拙著の宣伝になってしまいましたが、今日は、思わぬところから、人生の、「究極の成功法則」へとたどり着きました。元メンバーである、件のSさんには、「遅れてきたお客様のお褒めの言葉」として、メールにて送信しまして、さきほど、歓喜の返信が届きました。

「結局、すべては『人』にあり」です。この、単純明解な、黄金の成功法則を、どうか知ってください。そして、どうか実践・実行し、光り輝く素晴らしい人生の成功を手に入れてください。

私も、今日のお客様から、「やっぱり、店長のたいやきが一番おいしいよね」と言われるように、まだまだ精進せねばなりません。

 
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