完全無料ビデオ編集ソフト「Open Shot Video Editor」Windows10 | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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追記:2022年11月13日
 

「ダビンチレゾルブ」無料版の機能でも広範囲な編集作業が行えます。

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◇無料ビデオ編集ソフト「Open Shot Video Editor」Windows10

日本語対応で 直感的に使えるオープンソースソフト(無料で使用OK)。簡易編集にとどまらず、機能の充実さがあり、4Kサイズの編集もできます。

〇機能参照ビデオ



◇「OpenShot Video Editor」ダウンロードURL

https://www.openshot.org/download/

エディション選択は、ブラウザ上に自動で表示されます。基本的には赤枠のクリックで、インストールプラグラムを入手できます。エディションが整わなかったり、それ以外の場合は、青枠内から手動で選択してください。(Linux、Windows、Macに対応)

 

◇ベーシックな編集方法

綺麗に仕上げ、作業効率をよくするためのコツを書きました。

 

①デスクトップに作業用のフォルダを作ります。作業データは すべてこのフォルダに入れ作業します。

②フォルダに名前を付ける

新しいフォルダを右クリック>名前の変更(M)>反転した文字を消して新規タイトルを付けます。このフォルダに、編集したい動画や静止画像を入れてください。また、タイトルは、極力、ローマ字で書いて下さい。日本語で書いでも大丈夫ですが、たまに、読み込みに失敗することがあるからです。PCは基本的に、英語で構成されています。

 

◇録画した動画の縦横サイズと、1秒間に撮影されたコマ数を合わせる
③編集したいマスター動画のデータに合わせることで 仕上がりが綺麗になります。画像のサイズ変更は、編集が終わった後の書き出し(レンダリング)で行います。
 

編集したい動画データを右クリックして、縦横のサイズを確認します。下記では、赤枠の「フレーム高:1920×フレーム幅:1080」と「フレーム率:29.98」(1秒間に撮影されたコマ数)と確認できます。この場合30と計算しても良いです。

④アプリケーションを開いたら、取り込む動画サイズの設定を確認してください。右から3つ目のオレンジ色のアイコンをクリックすると「ビデオ形式の選択」がポップアップされます。フロファイルの右の「▽」をクリックします。

マスター動画と同じものがない場合は、基本的に画像サイズを優先してください。そして「pfs」や「P」や「i」はフレームレートを指し、1秒間のコマ数です。ここでは「HD 1080P 29.97fps(1920×1080)」を選択します。

※youtubeでは、投稿した動画が、下図ように表示されます。60と書いてあるものはfps(フレームレート60)でなめらかな高画質です。しかし、iPhoneなどのデバイスは、回線状況により、自動的に再生効率の良いサイズを選んで再生しているのです。

 

◇編集の順番

編集作業は、基本的に「A」に画像を取り込み>「B」で編集して>「C」で書きだします。

 

◇アプリケーションに編集素材を取り込む
アプリケーションへ動画を取り込むときは上図の「A」の領域にドラッグ&ドロップですが、それができない時があります。その場合、UI(ユーザーインターフェイス)の左上、ファイル>+ファイルのインポートから取り込むか、もしくは、アイコン「+」を使ってください。

 

◇右クリックで詳細編集へ

取り込んだ動画や タイムライン上のクリップを右クリックすると、詳細編集のコンテクストメニューが表示されます。ここから詳細に動画を加工することができます。

 

◇表示がおかしくなったら!

アプリケーション編集タイプを変更したいときは、「表示」>表示方式から選択します。アプリケーションを触っていて、表示(UI…ユーザーインターフェイス)がおかしくなった時も、ここを使って直してください。

 

◇書き出し(レンダリング)

下図は簡易設定ですが、慣れてきたら「詳細」もチャレンジしてみてください。基本的に簡易レンダリングでOKです。

編集前のマスター動画と同じサイズが一番きれいに仕上がりますが、拡大縮小など 試してみるのも良いでしょう。このレンダリング時間は、PCのスペックに依存します。

上図の「映像のプロファイル:」には下の書き出し形式のフォーマットが用意されています。

 

◇マスター動画がアプリケーションに対応していない

編集ソフトに動画が取り込めない時があります、その場合、Freemake Video Converter(フリーメイク ビデオコンバーター)を使って、動画の形式をAVIやMP4に書きなおしてから、そのデータ(動画)を変種ソフトに取り込みます。

※このアプリケーションをインストールする場合、同胞した他のソフトを一緒にインストールさせようとするかもしれません。インストールの時に進行状況をよく読み、不必要なチェック項目を外しながらインストールを進めてください。例えば、推奨インストールより、上級者向けとなっていたら、そちらを選んでください。


ダウンロードURL

http://www.freemake.com/jp/free_video_converter/

 

◇使用感

有料のソフトと比べ、操作上の作動が少し重いかもしれません、しかし、完全無料を貫くのであればおすすめソフトです。個人的には、ファイルサイズを変更するとき便利なので、インストールしておきます。Windowsムビーメーカーも、そんな程度でしか使っていませんでした。わざわざAdobe Premiere(プレミア)を立ち上げる必要もないのでとても便利です。


もし、あまりお金をかけずに編集ソフトを手に入れたいのであれば、Adobe PremiereELなどがお勧めです。さらに、本格的に行いたい方は、Adobe PremiereCCなどとなります。
 

◇編集後記

Windows10になり、従来のWindowsムービーメーカーのサポートが終わり インストールも困難です。

Filmoraも良いソフトですが、体験期間が過ぎると、書き出した後の動画にロゴの透かしが入ってしまいます。

そんな心配もなく、レベルの高いフリーソフトが「Open Shot Video Editor」でした。