◇ファイルのバックアップ
記憶装置が「壊れるのはいつ?」「データが飛んでしまうのはいつ?」と予測することはできません。不本意な事態に備えて、データをバックアップしておきます。※記憶装置=HDD/SSD
◇保存データ&作業中データのバックアップ先
物理的に他のドライブ 「ドライブ:C」以外を選ぶのが賢明です。外付けのHDD/SSD、USBメモリが望ましい場所です。物理的に、他のドライブにコピーを取って、保存しておけば、不本意な紛失を避けることができます。
※ここでのHDD/SSDとは「外付けHDD」もしくは「外付けSSD」です。
◇ドライブ:Cは適度な容量を保つ
保存用の外付けHDDは、大容量で構いませんが、メインドのライブ容量が大きすぎると、何もかもを、そこに保存するようになってしまいます。
これは、やがて、PCのスピードを落とす原因にもなりかねず、もしHDD/SSDが壊れたら、全データを失うことになります。メインのドライブ:Cに使用するHDD/SSDは、500GB程度を薦めます。(個人的な考え方です)
(余談)・・・グラフィック作業を250GBのSSDで行った事があります。特に容量不足の問題はありませんでした。仕上がった動画データは「ローカルディスク:C」を圧迫させないように、こまめに他のドライブに保管していました。
◇オンラインストレージ(クラウド)に保存
インターネットを介して、オンラインストレージ(クラウド)へ保存する方法もあります。任意ですが、データを盗まれないように、パスワードを複雑にすることを薦めます。
◇オンラインストレージ
OneDrive https://onedrive.live.com/about/ja-jp/
GoogleDrive https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/
「クラウドに入れてあるから大丈夫!」と、タカをくくっていると失敗します。保存データが、同期されなかったり、wi-fi 環境が悪くて、肝心な時に取り出せない事もあります。
会議で必要なデータは、PCにあらかじめダウンロードしておき、PC上でフォルダ分けを行い、そこに名目を記載するなど、きちんと整理しておくことが望ましいようです。
◆まとめ
①ドライブ:C以外の保存場所を作る。
②オンラインストレージ(クラウド)を活用する。
③重要なものは、さらにピックアップ、USBメモリなどに保管。
デジタル機器は磁気に弱く、USBメモリなども物理的に小さいので、紛失しやすい物です。データのバックアップは、2重3重にしておいた方が安全ですが、逆にコピーを増やしすぎると、逆に管理が及ばず、漏えいなどの問題も起こります。
バックアップは、どのぐらいあった方が良いか?・・・これに特別な決まりはありません。あえて言うなら、個人や団体で管理できる範囲です。
無くさないように、流出しないように、管理する事が第一です。
最先端のセキュリティーは、現在、紙だそうです。