レンダリングの早いパソコン/ CPUレンダイングとGPUレンダリングの差/フルHD制作 | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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自作PC/3DCG/ビデオ/音源/プログラミング少々。

◇フルHD動画作成「CPUレンダリング vs GPUレンダリング対決!」

3DCGアプリケーションで、フルHDを、CPUレンダリングと、GPU(クラフィックカード)の双方で、レンダリング時間を比べました。勝者は、グラフィックカード。CPUより、4.5倍の速さです
※フルHD=1920×1080

CPUは、「Intel(R)Core(TM)i7-4770K CPU @ 3.50GHz」4コア8スレッド
GPUは、「Palit・GeForceR GTX 960 Super JetStream (2048MB GDDR5)」1枚です。

オーバークロックはせず、標準設定です。
結果を、1分20秒程度に、まとめました。

 
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◇追記記事
アドビプレミアとアフターエフェクトで、グラフィッカード「GeForce」の設定方法を追記しました。
AdobeAfterEffects レンダリングを早くする CUDA+NVIDIA GeForc
https://ameblo.jp/tenjiaoyama/entry-12309936450.html
AdobePremiere レンダリングを早くする CUDA+NVIDIA GeForce
https://ameblo.jp/tenjiaoyama/entry-12308265115.html

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編集は、アドビプレミアを使いました。
アドビプレミアCS6
プレミアでも、GPUレンダリングが、できればよいのですが、ドライバーの互換性がなく、CPUレンダリングになってしまいます。
gpu setting

◇低価格で、PCを早くするコツ
最良の方法は 「HDD」から「SSD」に交換する事です。その速さを、体感する事でしょう。SSDの、コネクターの規格は「SATA」と言う規格です
SSDへ交換

◇「IDE」と「SATA」接続変換
※古いノートパソコンの接続コネクターは、規格が「IDE」の物が多いので要注意です。「IDE」規格の物には「SSD」を搭載できません。

デスクトップPCなら、「IDE」➡「SATA」の変換アダプターを付ける方法があります。
SATAコネクター
SATA コネクター
IDE接続コネクター。特にWindowsXP時代の、古いノートPCに多い。
IEDコネクター
IDE➡SATA変換プラグ
IDE➡SATA
◇グラフィックカード
PCパワーアップのお薦めは「グラフィックカード」搭載です。
これには、多少お金がかかります。また、グラフィックカードを搭載すると電気を食うために、電源の容量も視野に入れなければなりません。同時にメモリ容量も見直すと良いでしょう。目安は8GB~16GBです。

※比較的、安価で、性能の良いグラフィックカードは、GeForceR GTX 960 Super JetStream (2048MB GDDR5)で、税別2万5千円程度です。
Palit GTX-960

◇グラフィックカード QUADRO搭載はレンダリング強化の最高峰

クアドロはレンダリングに特化した技術です。物によって驚くほど値が張ります!


ELSA

http://www.elsa-jp.co.jp/cat-products/quadro/

◆注意点
PC電源の容量は、PCに組まれた機器、消費電力の2倍が目安です。消費電力は、各機器に貼られたステッカーなどを確認してください。電源の容量が足りなくなると、作業中にパソコンが落ちる原因になります。

 
 編集後記レンダリングを向上させる、SLI と言う方法があります。SLI
SLIは、グラフィックカードを2枚以上連結する方法です。その2枚はメーカーも機種も同じ物を選びます。また、マザーボードに「PCI」の差し込み口が必要で、その数は、マザーボードによって異なります。※NVIDA_SLI http://www.nvidia.co.jp/object/sli-technology-overview-jp.html

◆マザーボードのPCIインターフェイス。黄色枠が、グラフィックカードの差し込み口です。
pci