正しい人生とは何ぞや | くにゆきのブログ

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今、自分が感動したこと、また知っていただきたいことを、主に記していこうと思います。

(大白蓮華、1月号、2022,「世界を照らす太陽の仏法」から)

 

 私は75年前(1947年)の8月14日、大田区内で行われた座談会に出席し、戸田先生に初めてお会いしました。この日この時、「正しい人生とは、いったい、どういう人生をいうのでしょうか。考えれば、考えるほど、わからなくなるのです」と質問した私に、

 

 

 恩師は「難問中の難問だな」と笑みを浮かべられました。そして諄々(じゅんじゅん)と、この難問の根本的な解決は日蓮大聖人の仏法にあると言われ、確信に満ちた声で語ってくださいました。

 

 

 「正しい人生とは何ぞや、と考えるのもよい。しかし、考える暇に、大聖人の仏法を実践してごらんなさい。青年じゃありませんか。必ずいつか、自然に、自分が正しい人生を歩んでいることを、いやでも発見するでしょう」

 

 

 思い切って、実践してみよ。君は青年ではないか!ーその信託は、希望の光の矢となって、19歳の私の生命を照らしました。

 

 

 加えて、先生が戦時中に軍部政府の弾圧に屈せず2年間投獄されたことも知り、私はただ先生を信じ、入信しました。

 

 

 今にして思えば、先生の激励は、「法華経に身をまかせ信ぜさせ給え」とのお心と響き合うものであった、と私は感じます。