より良き社会への変革を | くにゆきのブログ

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今、自分が感動したこと、また知っていただきたいことを、主に記していこうと思います。

(大白蓮華、9月号、2021,「世界を照らず太陽の仏法」から)

 

 当時、戸田先生のもとに集った青年たちは、入会まもない友も、病苦、経済苦に苦闘している友も多かった。

 しかし、若くして偉大な妙法と出会い、自身の使命を知って、この生命尊厳の仏法を根幹として平和社会を実現しようと、果敢に前進していました。

 先生は、未来を託しゆく、こうした青年たちに教えられたのです。

 

 ー広宣流布は魔性との間断なき闘争である。三障四魔と戦い、わが生命に潜む無明(生命の根源的な無知)の働きを打ち破って勇猛精進する中にこそ、自身の一生成仏があり、人間革命の真髄がある。

 

 そして、この民衆仏法の運動は、一人一人が自他共の無限の可能性と力に目覚め、強く賢くなって結合し、万人の幸福とより良き社会への変革の主体者となっていくことを促していく。

 

 その新しい勢力の台頭を恐れ、既成の権威・権力は必ず正義の連帯をかく乱し分断しようとするであろう。そこに三類の強敵が競い起こる必然性がある、と。

 

 民衆を不幸に陥れる障魔と敢然と戦い、打ち勝ってこそ、広宣流布と立正安国は進んでいくのです。

 

 日蓮大聖人は立宗の日より、南無妙法蓮華経という万人成仏の大法を掲げて大闘争を開始し、幾多の大難や迫害の嵐を全て勝ち越え、万年にわたる令法久住の道を開いてくださいました。

 

 

 この大聖人の御生涯にあって、最大の法難が、1271年9月に起きた「竜の口の法難」と、それに続く「佐渡流罪」です。