(大百蓮華、2020,2月号、「世界を照らす太陽の仏法」から)
戸田先生は、法難の獄中にあって、身の自由を奪われながらも、ご自身がまさに虚空絵(こくうえ)に連なった地涌の菩薩にほかならないことを悟られました。
「我、地涌の菩薩なり」との大確信を得た戸田先生の「獄中の悟達」こそ、今日の世界広宣流布の道が開かれた瞬間でした。
先生は、全民衆を、自身が獄中で得たのと同じ、地涌の使命、仏の使いの誇りに目覚めさせようとされたのです。
先生は弟子に対して、「折伏をしてください」とお願いはされませんでした。ただ皆を、生きていること、それ自体が楽しいという絶対的幸福境涯にまで高めようとされたのです。
そのために、「仏の使い」として生きることを強く訴えららたのです。