賢者はよろこび愚者は退く | くにゆきのブログ

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今、自分が感動したこと、また知っていただきたいことを、主に記していこうと思います。

「賢者はよろこび愚者は退く」(SGI会長)

 

 幸福はいずこにあるか。いかにして勝ち開くか。

 大文豪トルストイは、一つの結論として語った。

 「幸福とは、人生における自分の使命を、喜んで果たしゆく中にある」と。

 

 

 財宝でもなければ、名声でもない。安逸(あんいつ)でもない。

 むしろ、逆境や誹謗(ひぼう)や艱難(かんなん)をも、勇んで迎え撃ちながら、使命を遂行していく。この戦い続ける命の燃焼にこそ、喜びがある。誇りがある。充実がある。

 

 

  ここに、幸福の内実があるのではないだろうか。

 争いが絶えない、闘諍言訟(とうじょうごんしょう)という末法の悪世で、広宣流布の大願を繰り広げゆくわが創価のの友の顔(かんばせ)を見よ!

 なんと誉れ高く、何と清々しい光を放っていることか。

 

 

  御本仏・日蓮大聖人は、竜(たつ)の口の法難をはじめ、身命に及ぶ大難を勝ち越えられて、仰せになった。

 「ついにをそれずして候へば、今は日本国の人人も道理かと申すへんもあるやらん」

 

 すなわち、いささかの恐れなく、終始一貫して、正法正義(しょうほうせいぎ)を獅子吼(ししく)なされてきた。だからこそ、敵対してきた人々さえも、”大聖人の仰(おっしゃ)ることが道理ではないか”と感服せしめるに至ったのである。

 

 

 この大聖人の忍難弘通(にんなんぐつう)に、我らは真っすぐに連なり、今、世界まで共鳴と信頼を広げている。

 

 

 マハトマ・ガンジーが洞察(どうさつ)した、偉大な運動が経る五段階、つまり無関心・嘲笑・非難・抑圧を突き抜けた尊敬に入っていることを自負したい。

 

 

  恩師・戸田城聖先生は、いかなる苦境にある同志も抱きかかえながら、徹して励まし抜かれた。

 「何があっても、信心を強くしてくれる宝なんだ。大きな宿命と戦う人ほど、大勢の悩む人を救っていける使命があり、力を出せる。そして、どんな国土も、妙法の力で必ず変えていけるんだよ!」と。

 

 あの伊勢湾台風の折、自らも被災しながら救援に奔走してくれた忘れ得ぬ中部の父母がいる。幾多の苦難を踏み越え、大変であればあるほど、打開した喜びは大きいと微笑む。

 

 

 「これからが庶民の幸福を勝ち取る本当の戦い」と、ますます意気軒昂(いきけんこう)である。

 

 

 池上兄弟への御聖訓には、「必ず三障四魔と申す障(さわ)りいできたれば賢者はよろこび愚者は退(しりぞ)くこれなり」と記されている。

 

 

 人生も、社会も、世界も試練が尽きることはない。それゆえに、思いも寄(よ)らぬ事態が出来(しゅったい)しようとも、「退く」ことなく「よろこび」立ち向かう連帯を鍛え広げることが、確かなる幸福と平和の大道である。そのための生命の錬磨こそ、日々の信行学の実践であり、

たゆまざる希望拡大の学会活動なのである。

 

 

  栄光の男女青年部結成より、六十五周年ー。

法華経に説かれる通り、全世界の大地から、地涌(じゆ)の賢者が躍り出る時が到来した。「賢者はよろこび」と勝利の舞を共に舞いながら、いざや前進だ!

 

 強盛の

  祈りで開けや

    わが人生

  いかなる試練も

      逆転勝利を