ハロー、レビー!!
無事、最後まで走りきることが出来ました。
Oi-SCALEの劇団員の皆様、共演者の皆様、
明かりと音であの空間をさらに素敵にしてくださったスタッフの皆様、あの空気を共にして下さったお客様
本当にありがとうございました。
帰りの電車に揺られながら、
「あー、終わってしまったんだなぁ」と
手に馴染んできていたトレッキングポールが
両手にないのもなんだか寂しいです。
終わったからこそ話せる私が演じた「女」について
私が勝手に思ってることを書き綴ろうかなと思います
デイサービスの新人
脚本が配られた時、まだこの役はありませんでした。
そしてどの役になるかもまだ不明でした。
なので私はこの作品の中でどのような役割をいただけるんだろうと、そわそわしてました。
再演ということもあり、前回の作品からより良くする為に読み合わせして林さんと佐藤さん中心にどこに肉付けをして、そしてどこをシャープにするかで話し合いをする中で「デイサービスの新人」が出てくるシーンは新しい脚本として配られました。
それこそハーゲンダッツを配られた時のようなワクワク感を抱きながら、私は読みました。
その時点ではまだ「女」がデイサービス辞めることは決まっておらず、もう一シーンも「女」も含めて書き換えるのかなぁと思ってました。
けど甘ちゃんな「新人」は辞めちゃう方向に。
デイサービスの男は、言ってることとしては正しいけれども勤務態度は良いとは言えない。あと言葉遣いが粗い。
デイサービスの女は、気遣ってるように見えて相手(荒木さん)のことを何処か子供扱いしてるようで本人の希望を本当の意味では汲み取れていない。
どっちも嫌われるといいね、と林さんに言われました。
最初上がってきた文を読んだ当初「え、こういう子って嫌われるんだ?」って思いました。
個人的にすごく真っ直ぐで、頑張らなきゃと肩に力入ってる様な子だと思ったので。
利用者さんと向き合おうと、本人なりに頑張ろうとしてる感。
ほんと純度100%の善意からくる行動。
けど、やってるうちだったり、やりながら台詞が変わって
特に私がこここう言うんだって思ったのは
「荒木さん、痛いんですか?」
最初は「荒木さん、背中痛みますか?」だったのが
「痛いんですか?」
痛いんですか?って問いかけに変わった時、
うわ、この女…ってやる側の私が思いました。
数文字の違いだけど、なんか心がゾワゾワするというか…
「痛みますか?」だったらなんか寄り添いつつも少し離れてる感じ
「痛いんですか?」はめっちゃ顔近づけてきて大袈裟に心配してくる感じ
その辺でつまずいたのをまるで悲劇にあったかのようにピックアップして「ここに!!!!怪我人います!」みたいにする感じ。
いちばん厄介なのは本人はいいことをしてると思ってること。
トレッキングポールを勧めるのも他の人には好評だったからきっと荒木さんも楽しいはず!という成功体験から来る余計なお節介。
なんというか自分なら救えるという傲慢さ、無知ゆえの行い、そして人のお世話を軽く見てる感、
そういうのが少しでも滲み出てくれてればなと。
けど私やってる時は本気で荒木さんのことを心配してましたし、荒木さんに笑って楽しんでリハビリしてほしいと思って接してました。
それが結果的にそう見えてればいいなという。
後々、本編で女が辞めたというのが分かりますが
お分かりでしょうか皆さん
「《また》新人の女の子辞めちゃったの?」
《また》なんですよ。つまり、ここのデイサービスめっちゃ人辞めてますよ。
私的には高橋さんの「自分のために人に優しくしなさいね」って言葉はデイサービスの男じゃなくて、女に言って欲しい言葉ナンバーワンでしたね。
小ネタとして、名札なんですが女は出来合いの自分で書いた名札にしておきました。裏面向いてて見えないんですけどね。
きっと、デイサービス辞める人多いから研修が終わって何週間経ってからしか顔写真付きの名札もらえないと思うので。
まとめ
Oi-SCALEを初めて観たのが去年の冬。「阻む壁」で。
今回ひとみの母役を演じた宇奈月やつ子さんを観に行ったところ、言葉の力をすっごく感じていいなと思ったのが出会い。
有難いことにやつ子さんにオーディションを教えていただいて、今回参加が叶ったのですが
いい出会いに感謝です。
これからもOi-SCALEの作品を観ていきたいなと、応援していきたいなと思ってます。
また出れるように精進します。
書いてる途中に家に着いて、
ほっと今肩の力を抜いてます。
なんかまだ色々書きたいことはあるんですけど
今日のところはここで終いにしようと思います。
もし、ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございます。
ほんのちょっとでもあなたの心にハロー、レビーが何かしらの足跡を残せていれば幸いです。












