数日に一度は 相棒のGONと その根本に訪れて

木漏れ日の中に入り

そこに集う小鳥たちを見上げ 賑やかな声に癒やされて

本当に 友達のように親しんでいた一本の樹が

今まさに伐採されようとしていて

その樹が立っている小高い丘が ショベルカーによって ぐんぐん崩されて行っています

 

私はもう ここんとこ それが 悲しくて辛くて悲しい

 

あまりに胸が痛むので もう そこには近づかないように できるだけ目を向けないようにしていたのですが

遠目に いよいよ重機がその樹の根本に迫るのが見えて 

意を決して お別れに行って来ました

 

ここに暮らしていたカワラヒワの群れはどこへ行ったろう

 

と 思ったら 鼻の奥がツンとして 人目もない田舎なのをいいことに 涙に暮れて

 

「何もできなくてごめん。天国できっとまた会おうね。」

 

と 呟いたら

 

動物と植物は逝くところが違う

 

と 言われました

 

ワンネスじゃないの驚きアセアセ

 

と 戸惑う私

 

私の魂の成長が未熟だから逝けないんだろうか・・・・・

 

父曰く この一帯は開発されて 住宅地になるのだとか

 

近年 田畑や森の一部が切り拓かれて 数棟の新興住宅地になる事例が頻発しています

人口は減っているというのに なんのための開発やねん と 唇を噛んでは 父に 自分の土地でもないだろうに と 苦笑されています爆笑

 

そうだけども やはりヒトは樹を伐り過ぎだ~ と 思ってしまうのでした

 

 

 

 

今夜は 鎮魂のため 自分の心の慰めのため フジ子・ヘミング様のラ・カンパネラに酔いしれています赤ちゃん泣き

 

一本の樹は 無数の命のマンションなのに 残念だし 自分の無力が不甲斐ないし 悲しいし 寂しい

 

思うようにならないことばかりだ と 感じてしまう昨今の 低調な私ですが

それでも 祈ることが許されていて

どんな現実の中にも きっとそこには どこかに 愛と希望があり

どんな時もいつも内なる神が自分を生かしてくださっていること

毎日 毎朝 祝福され 新しい命を授けられて まるっと新しい自分がうまれてること

そして 死もまた 深い恵みと祝福の一つの環なのだと

諦めるように 自分を慰めるように 感じたり 思ったり するのでした

 

私自身 数えきれない命の糧の上に立っている

それでも 命が眩しく愛おしくてたまらないから

必要な分だけを 感謝していただいて できるだけ命にやさしい生き方暮らし方がしたい

そんな幸せな地球の夢を見たいです

 

天と地と すべての命 すべての魂の上に 神様の豊かな御恵みが降り注ぎますように