衆議院議員選挙で、民主党が300を越える議席を獲得した。
しばらく書いていなかったブログだけれど、一応昨日の夜から今日にかけて感じたことを記念に書いておこうと思う。

民放各局では、20時過ぎの選挙特番開始から「民主300議席越え」のテロップが出て、その後の当確情報も民主ばかりだった。もちろんこの数字は事前の調査と乖離したものではなかったけれど、それでもやっぱり、驚くような数字には違いない。

320台の議席数を予想している局もあり、330人位の民主党系立候補者のほとんど全員が当選するような予測もあったけれど、結果的には民主党単独で過半数を超え、しかし2/3を越えない、でも連立すれば2/3を越える、という絶妙な数字に収まったように思う。
鳩山党首は「数の横暴はしない」といっているけれど、したくなくても・したつもりはなくても、してしまっているのが横暴であって、その意味で単独で2/3の議席を占めなかったのは意味が深い。

だから全体としては「絶妙な民意」と思うのだけど、森や安部、福田といった元首相を小選挙区で当選させてしまっている各選挙区の民意には、やはり疑問符をつけざるを得ない。しかし当選とはいえ接戦だったようなので、選挙区民も思い悩んだ末の結果なのだろうか。
TBSの特番内でビートたけしが「小選挙区で落としたのに、比例区で当選するのは違和感がある」というようなことを言っていたが、本当にそう思う。そう思うし、結局比例区も含めて当選した自民党の面々をみれば、なんというか自浄作用の働きそうもない議員が多いのに驚き、もしかするとこの比例区制度こそが自民党の自己変革を阻んできていたのではないか、とすら思ってしまう。

この先どうなるのか、不安半分、楽しみ半分、というのが私の気分だ。

民主党は「ばらまき」といわれるが、税金の再配分は政治の本来的な役割であって、自民党がこれまで業界団体やわけのわからない外郭団体へ随意に配分していたのをやめて、直接配分の比率を高めよう、といっているのが民主党だ。。。と理解している。

どこまでできるのか、全然できないのか、ということで「不安半分、楽しみ半分」なのだけど、それはそうとして、約55年続いた55年体制を、民衆が民衆の権限で変革させた、という日本でほとんどはじめてのデモクラティックな選挙結果に参加できたことを喜んでいる。

気づいたら前回の更新から三ヶ月以上経っておりました...

さて、古いニュースですが、セブンイレブンおよびそのグループはこんなことをやっていたようです。

セブンイレブンが売れ残り弁当などを完全リサイクル・エサや肥料に再生へ
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/08/post_2597.html


東京23区内約1000店のセブン・イレブン店舗で出てくる販売期限切れ商品、要は売れ残りのお弁当などの食品を、リサイクル資源として100%再利用することを発表した。回収した上で豚や鶏のエサに再利用したり、肥料として用いるという


「...売れ残りの..食品を、..豚や鶏のエサに再利用...」

....。

セブンイレブンのお弁当ですが、ここには当然のことながら唐揚げ弁当(鶏肉)やしょうが焼き弁当(豚肉)とかがあって、これをどうするのかわかりませんが加工しなおして、その一部を鶏や豚にエサとして与える、ということのようです。


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どこかで見覚えがあります。




そうです、BSE(狂牛病)です。


BSEの原因はたんぱく質プリオンが異常化したこととされていますが、正確なことはわかっていないようです。

厚生労働省 牛海綿状脳症(BSE)等に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html

ですが、この病気を機に、牛には牛自身をエサにしないということになっていて、「牛に牛骨粉を与えない」ということが一般化しました。



セブンイレブンは「これは牛ではなくて鶏と豚だからいいんだよねw」と判断したのかどうか、この「リサイクル」を2007年8月29日からやっているようです。


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下手こいた~ セブンイレブンのお弁当、この2年間で何度か食べちゃってるよ~><

こんな大きくプレスリリースしてるということは、厚生労働省も黙認して、特に指導していないのでしょうね。
しかし病になってから「国はなにをしていた!」と怒っても、よしんば国賠請求訴訟で勝っていくらかのお金がもらえたとしても、健康は取り戻せないのです。


そんなわけで、狂鶏病や狂豚病に感染して健康を害したくはないぼくは、この先セブンアンドアイグループのお惣菜、PB商品は購入しない・口に入れないことにしました。
みなさまもお気をつけください。


久しぶりに行ってきた。この6月から国保になることだし、任意継続のいまのうちに健保の人間ドックを受けておこうかな、と思ったので。

健保の名前はITS、関東ITソフトウェア健康保険組合、という名前なのだけど、この組合は昔の理事長が横領か何かしてTBSの報道特集でニュースになったこともある。その事件はかれこれ5年位昔のことで巷間の口にのぼることもなくなったが、それでも人間ドックを受けにこの組合の建物に行けば、いかにもそういう土壌を感じるのは偏見だろうか...
つまりとにかく豪勢で一目で金のかかっていることのわかる建物なのだ。この業界は平均年齢も他の業界に比べれば若く元気だから、いまはうまいこと回っているのかもしれない。

以前は赤坂、溜池山王で受診し、いまでもそこには建物が残っているようだが、今回は大久保。いったいどれだけ建物もっているのだろう...と気になりつつ、しかし考えすぎると精神衛生上良くないからとりあえず忘れてドックを受けることにした。

今回の超音波の先生はちょっと下手で、強く押しすぎで痛い。後は普通。毎回のことながら、水分もあまりとっていないから検尿でなかなか出せずに苦労する。バリウムを飲むのは苦ではないけれど、炭酸を飲んでゲップを我慢しながら体を動かすのは苦だ。

そうしてその建物の地下にあるレストランで昼食を食べて、家に着いたら下剤を飲んで一日ゆっくりした。結果は...まぁそのうち送られてくるだろう。バリウムさえ出れば、久しぶりにお酒が飲める。
なんでもこの3/1から、日本郵便の「配達記録」サービスがなくなってしまったようだ。先月末締めの請求書を月初の月曜日に出しに行ったら言われた。
「請求書を送った」「届いてない」という言い争いになるのがいやだから、これまで僕は、請求書とか注文書のやり取りにはこのサービスを使っていたのだった。

「配達記録はなくなって、郵便物の受取りのみ記録する特定記録というサービスが始まりました」とのこと。特定記録では、郵便物を送ったことは記録するけれど、配送は郵便受け投函なので「確実に相手に届いた」ことは保証しないらしい。

だからといって書留にするのもなんだしなぁ...ということで、とりあえず今回は特定記録で。幸い金額は50円ほど安くなったし、そんな怪しいお客さんもいないから、とりあえず出したことが記録取れてればいいかな、と思っている。

...

鳩山総務大臣が最近やたら日本郵便に口出ししているが、あまりに口出ししすぎで「もういいよ選挙用のパフォーマンスは」と思う。あんなに口出ししたら民営化した意味がない。西川総裁も頼まれて老体にむち打ってやっているというのに、これじゃあやる気もなくすだろうな。

総務省の天下り先ポストを日本郵便が提供しなかったとか・日本郵便の社長を総務省官僚の天下りにしたいとかいう総務省のいつもの思惑と、日本郵便の欠点をあげつらって選挙向けのポイント稼ぎをしたい総務大臣の思惑が一致して、西川総裁おろしに動いているといったところが一連の報道に透けて見える。
だから全然鳩山総務大臣を応援する気にはならない。そもそもこの人の顔は悪代官そのものだから、善人面して正論ぽいことを吠えていても似合わなくて、きっと大抵の人はスルーしてるニュースなんだろうな。
長いこと考えていたことがあって、それは「別々の拠点にある、LANでインターネットに接続しているだけのPC同士を安全に接続して、ファイル共有やときにリモートデスクトップしたりすることとかって、できないかなぁ」というものだった。

わかりやすくたとえるならば、自宅にあるPCと会社にあるPC、どちらもLANでインターネットに接続しているだけのPC同士を「安全に」接続したい、ということ。普通家からは会社のPCにアクセスできないし、会社からも家のPCにはアクセスできない(詳しい人なら外部から家のPCにアクセスできるように設定することはできるけど)。

とりあえず「安全に接続」するだけならばVPNだけど、「家」と「会社」とを接続しようとするとルーターだとかなんだとかいろいろと設定がめんどくさい。

ところがそんな面倒さを吹き飛ばすソフトがあって、

LogMeIn Hamachi
https://secure.logmein.com/products/hamachi/howitworks.asp


簡単に言えば、「家」または「会社」からHamachiサーバにインターネットでアクセスし、そのインターネット回線上に仮想VPN網を作ってやり、あたかも「家」と「会社」とがVPNで接続しているかのように振る舞う、というもの(だと思う)。

インストールすればほとんどすぐに使える。ためしに家と事務所とにインストールして、さらにRealVNC(リモートデスクトップ用のソフト)を動かしたら、とっても快適に使うことができた。
中川財務大臣のG7での醜態がニュースを賑わしているけれど、それはそれとして、2008年のGDPが前年比-12.7%というニュースも報道されている。

2007年より1割も国内総生産が縮んだということで、さらに今年2009年の1-3月期も-10%のマイナスを予測する人がちらほら見受けられるけど、どうもそういう予測をするアナリスト先生達の意見には慣性の法則が効いているような気がしていまいち信用できない。

そもそも2008年の冒頭の頃なんて、とっても威勢のよい予測ばかりが聞こえてきて、まさか年率で1割もGDPがマイナスになるなんて予想したアナリスト先生は一人もいなかった。経済の調子のよいときは良い方向に、悪いときは悪い方向にしか予測できない先生方の意見は徐々に信用できなくなりつつある。

まぁ、それほどかように経済の動きは人智を超えているともいえるのだけど。

しかし目の前をみれば、百貨店でブランド商品を買う人はたくさんいて、前年比売上アップを達成している企業もあるし、道路にはトラックや商用車・自動車がたくさん走っている。なんというか、税金で食べて不況などどこ吹く風の政治家や官僚たちが、ただマクロ数値を見て大騒ぎしているというようにもみえなくもない。
もちろん現に売上が落ちている分野もあるわけだけど、その理由は不況というより、この国の産業構造が、いま転換期を迎えているようにもみえる。
35歳の誕生日...に、渋谷税務署に行って確定申告を提出してきた。
あいかわらず、提出時はほとんどノーチェック。ただ出して、領収印おしてもらって、おしまい。

ところで昨年は還付金目的だったのだけど、今年は納税もしなきゃいけない。

帰ってきて「そういえば納税のこと言われなかったけど...?」と思っていろいろ調べてみたら、納税も同じく3/末までにしなきゃいけないみたいだ。確定申告すれば請求書がくるのかと勘違いしていました。

口座振替だと事前に振り替えの連絡がきて、さらに引き落としは4月中旬位になるらしくて、まぁ別に現金ショートの心配はないけれど支払いはあとのほうがいいから口座振替にすることにした。
朝日の昇る頃、天気は大荒れで、そんななかラウンジが付いていない貸し切り露天風呂を1時間借りて入っていた。正直雨も風も入ってくるから寒いのだけど、露天風呂に入ればそれも楽しい。

朝食を食べて10時にチェックアウトし、熱川温泉駅までバスで連れて行ってもらった。

北川には観光するところはないし、熱川は去年見たから、伊豆急で伊東に立ち寄って、古い木造温泉旅館の東海館(いまは宿としては機能してない。温泉とカフェがある。伊東市の文化財。)をみてみた。昔の宿だから趣があるのだけれど、いくつか部屋を見ると良い部屋はよいけど良くない部屋はとてつもなく狭く、やっぱり時代にあわなくなったのだろうなという印象を受けた。

さらに熱海で降りて、有名らしい薩摩揚げをいくつか勝って帰った。土曜日の夕方だから、今から宿泊するであろう人々で熱海駅前はごった返していた。
金曜日をお休みにして東伊豆北川温泉一泊旅行にいってきた。望水というお宿。

部屋も温泉もよい。
去年はお隣の駅の熱川温泉で一泊して、なかなか泉質もよく静かで料理もおいしかったから「東伊豆ってなかなかいいなぁ」と気に入って今年は北川温泉にしたのだった。熱海から伊豆急で30~60分位かかるけど、熱海の薄い温泉に入るよりかは断然よい。

ネットのコメントには「ロビーが一番よくて、部屋とかはだめ」みたいなことが書いてあったけど、全然そんなことはなかった。お風呂のついていないお部屋にしたのだけど、実際温泉宿で部屋の風呂って使ったことないし。目前には海が広がっていて晴れていれば朝日も望めるし。
4階のラウンジ付貸し切り露天風呂は海を眺めながら広いスペースを貸し切れるからとても気持ちよい。ここに泊るのであればラウンジ付貸し切り露天風呂2時間コースを体験しなければ、ここに泊ったことにならないと思う。

夕食もなかなかおいしかった。食べ過ぎて何食べたかよく覚えてないけど。
去年熱川温泉で食べた金目鯛の煮付け丸一匹が忘れられなくてそれを期待していたのだけど、今回の宿にはそれはなく、でもおいしかった。
「20世紀少年<第2章>」をみてきた。第1章を映画館で見た感じではとても原作に忠実でいい感じだったから、第2章もがっかり映画にはきっとなっていないだろうと思って。

実際がっかり映画ではなくて(ぼくは)とても楽しめたけど、映画館から出る途中、うしろのカップルは「あの人だれだっけ?」「登場人物多すぎてよくわかくなくなった..」とか話しているのを聞いたり、前のカップルが「やっぱり予習(というか第1章の復習)必要だね」と話しているのが聞こえると、ああまぁ確かにそうかも、という気もする。
端役にいたるまで結構顔の売れた俳優を使っているから、重要人物とそうでない人との区別がつきにくくなっているのかもしれない。

しかしつくづく良くできてるなぁと思うのは、たとえば新宿の協会の仁谷神父役の六平さんとか、小泉響子役の女の子(木南晴夏というらしい)とかがイメージどおり!の配役だったこと。木南晴夏は新人らしいけど、ドラマで見たことある気がする。オドオド感とかも原作通りで、演技も上手でとてもよかった。

第2章の主役級カンナは、あんまり似てないけど悪くない。浦沢直樹の美人顔イメージそのままの人って、いないからなぁ。もしいたら、その子がYAWARA!の柔道少女ももHappy!のテニス少女も主役を射止めるにちがいない。
ぼくが一番期待したのは演歌歌手の波春夫。絶対に南春夫でくると思ったのになぁ。さすがにそれは無理だったかぁ。

新宿バルト9で見たのだけど、帰りに1Fのフロアを通ってみると宝石店やブランド店にはたくさんの人が買い物にきていた。日本って本当に不況なのかな。確かにマクロ指数はそうなのかもしれないけど、実は派遣労働者の契約解除をあれほどニュースにするほどセンセーショナルな状況じゃないのじゃないかな、と感じた。