今回はこちらの牌譜から(東風戦)です(http://tenhou.net/0/?log=2017020622gm-0061-0000-b2cf61fa&tw=2)
東1局１本場、打4m→打西。安全牌候補持ちつつ打法なら打4mでOKです。ただ、上家、下家が早そうに見えず、親には79sがあるので自分の和了がりMAXに見るため4mの変化も逃さず、ぶくぶく構えもいいなと思いました。半荘なら打4m、東風なら真っ直ぐ打西ぐらいのバランスがいいように思います。
巡目が進んで、上家の2sポン打3sとしましょう。自分の和了がり最優先なので、スルーはNG。守備的に鳴かないというのであれば、前巡に打西とはせず、打2sや打9pとして安全牌は残す方法を取っているはず。なんか中途半端な気がします( ¯ᒡ̱¯ )
リーチを受けた場面、上家の6mチー打3s。自分の手牌に安牌は、8pノーチャンスの9p1枚と2sの計3枚。降りきるには、少し枚数が足りず、通っている筋も4本のみ。となれば、3s1枚だけプッシュして和了抽選を受けつつ、無筋を引いたらやめるぐらいでいいと思います。
押すか引くか微妙な巡目だと思うので、降りるのも全然いいとは思いますが、私はぎりぎり押したほうがいいかなと感じました。安牌が減る鳴きでもないですしね。
巡目が少し進んで打6m→打9m。6mは現物で5mも通りやすそうになったとはいえ、5mは一応シャボ待ちがある&5m、6mを下家に鳴かれて聴牌を取られてしまうリスクがある以上、丁寧に98m落とし。
東風は、ケイテン料も大事。自分が取ることも大事だけど、相手に取らせないのも大事。出来るだけ丁寧に打ち回ししましょう。
巡目がもう少し進んで、打4s→打西。ここも一つ前と同じで、下家にやすやすと聴牌を取らせたくないので打西。自分は容易に降り切れる場面で、4sを切る必要ないのに、下家に4sを下ろすのは緩いかと思います。
ハイテイ間際、打9s→打8m。ケイテン取りに打3sはリスクが高いので勿論しませんが、下家の最終手出しが5s→9sを鳴いて安全にケイテンを取れる可能性を生じさせてしまう、のは勿体ないです。自分が聴牌する可能性はないので、ここでも丁寧にマンズを打ちましょう。
東3局、下家の1sポン打2mとしましょう。この手を和了がるためには発が必要となるケースがほとんど。面前でとなると3トイツ系で弱く、手もだいぶ遅くなってしまうので、鳴いていったほうがいいと思います。
バックだというのがばれるのが嫌と思う方がほとんどでしょうが、ばれていいんです。ばれたところで、東風なら手が整えば切ってくれる人多いですし、発を抱えてしまっている人は真っ直ぐ手組できなくて困るでしょう。
ここでは、もともと和了がるには発が必要というのが重要です。面前でリーチ打てそうなのに、発バックに構えてしまうのは損というのは頭に入れておきましょう。
巡目が進んで、打4mとした場面。難しい場面ですね…私は打3sがいいかなと思いましたが、どうなんでしょうか。
まず、対面はあまり聴牌してなさそうなので無視、上家は張っているとしたらマンズ待ちが濃厚、下家は、最終手出し5s付近、マンズが危なそうです。打4mとするメリットは一番広いかつ、次巡に7mが押しやすいことです。対して、打3sのメリットは2巡同じ牌を切れる(一応4sワンチャンス)&マンズの下を切らずに受け切れることでしょう。
半荘なら迷わず打4mになりそうなんですが、東風であれば出来るだけ放銃しないのが大事に思うので、守備的に打3sがバランスいいように思います。3sで刺さったらすいません(´；ω；｀)
次巡の打2m→打7m。下家はほぼ聴牌ですし4mが通った今、だいぶ本線の2mに思います。上家に対しても安全というわけでもなく、自分はまだイーシャンテン。とりあえず4mが通っているので打7mとしてイーシャンテンをキープしつつがいいのではないでしょうか。
聴牌したとしても、私なら2mは切れる牌に思えないので、打67mとして回し打つと思います。なので、こういう2mを切らずに手の進行もさして遅くさせない前巡打3s。どちらの選択肢もあると思うので、得だと思う方選択してください。良し悪しは、はっきりわかりません( ¯ᒡ̱¯ )
今回は、半荘と東風での手組の違い、繊細さを求められる部分がたくさんありました。私は、半荘と東風ではだいぶ打ち方変えてるのですが、やはり東風の方が難しく感じますし、ミスが結果に反映しやすい点で大変だと思います。半荘に絞ればいいのに…とやっぱり思いますが、半荘だと長くて耐えられないのがね。。。(笑)
以上で終わりますノシ