2017年の創作回文俳句 by 二健 | 新宿根城

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旧名「天狗仮面俳句怒号」 by Jiken
拙イベントの告知と結果
#SamuraiFreeSession #乱打自撮りセッション
#俳ラ #俳句 #回文 #乱打 #ブリコラージュ

去年書き下ろした回文俳句の連作 by 宮﨑二健

鉛筆出典: ブログ「回文迷宮」

右差し 2017.01.08~
新年や鶏の玉子また祝詞やん年始  二健
完結は新ハニー意に反し初喧嘩
寒月橋が孫の手の誤魔化し発言か
地に観察絵を嗚咽三ヶ日
お供えも固すぎ傷だが燃えなさお
初七日嬶の名良し
鯛ご飯たいたよ大胆羽子板
句は初回文でやった弥立つや臀部以下唾吐く
始めなくて良かった立つかよ木偶舐めしは
知りと足るか夜な夜歌留多取りし
鬼嘘をつく訳は靴お雑煮を
大歓迎どんど威厳欠いた
吉徳布施神風副都市よ

総括に猫大掃除嘘王ゴネに使うぞ
神座変身陰神へ参賀
丸凧葱根招き猫達磨
右瓶よりか左荼毘かり嫁が君
軋む床咲く七草粥蒸しき
煤場降り坂をお飾りを外す

神座ら虎讃歌
水仙世界香宣誓す
天使国家歌う且つ個人で
長め茣蓙竹縄泣けた小雨かな
読んだかトランプ大統領より疎い打文等と花壇よ
メキシコとの万里先ずマリンバ喉越し決め
パトス虻仮眼アメリカファーストは
己がワシントン嗄れノオー
シナで戸毎他人事でなし
リアモニター飲めず娘の谷もあり
潜るわ沐浴良くも悪くも
黄泉樽好いた気期待する民よ
世見たい子鹿や賢い民よ

神座ら虎讃歌
水仙世界香宣誓す
天使国家歌う且つ個人で
長め茣蓙竹縄泣けた小雨かな
読んだかトランプ大統領より疎い打文等と花壇よ
メキシコとの万里先ずマリンバ喉越し決め
パトス虻仮眼アメリカファーストは
己がワシントン嗄れノオー
シナで戸毎他人事でなし
リアモニター飲めず娘の谷もあり
潜るわ沐浴良くも悪くも
黄泉樽好いた気期待する民よ
世見たい子鹿や賢い民よ

右差し 2017.02.04~
マサラ豆まき聞きまめマラ様
利で足るは己俺の緒春立てり
履く物彩る春は遥々トロイの木馬
蝋燭に灯すは蓮下に糞虚
禁輸実利不利かな刈生立春季
いない竜も旦那も何だもったいない
するの待つ必要なく萎うツビ妻の留守

右差し 2017.02.15~
シナもデモ抱擁ホモでもなし
密談蜜の味あの罪んだ罪
旦那這う湯良きのあの巨乳は何だ
仮名ふる子欠セミナーいいな 見せつけゴルフ仲
金借りより擦り寄り金か
屁理屈気インフラ雰囲気作りへ
人肉カイザー本嗚呼安保再確認し
買う油脂何時頃御追従か
交う良き異奴饂飩同盟強化
穴蝉に馴染みシナに見せつけ
酔う恋固し居間に二枚舌外交
只古い手で持てている札だ
汝がきな臭いが快作なきかな
敵を取り巻きす決まりと掟
うぐいす餅百舌鳥異空

草餅や堂良し浄土八千も咲く
留守寝るは泥棒ボロと春寝する
似て沖縄新聞皺無きを手に
出来過ぎよ団子煮込んだ予期過ぎて
師は雨読葉っぱ戦ぎ他所発白頭鷲
さあ医務ね気を確かに貸したお気眠い朝
怠惰を子猫を抱いた

官可否もりかけ事変へ自毛刈りモヒカンか
へたれ判籠原は股間腫れたべ
誰いい昭恵さんさえ気合い入れた
床濡らし利数与り知らぬこと
宵梨爆弾ぞ忖度はしないよ
しなる暴き鬼畜へ口利きは有る無し
良く半夏禹歩で暴言博よ
抱く居士このハゲーは鋸地獄だ
この野郎ー死ねば派は根城屋の子
パトス亜憤身都民ファーストは
よがりの附与効き漁夫の利かよ
立った補あの穴づてだよ立て続けの阿呆だった
メタン前世問診民進も全然駄目

水爆実験穴敷くは椅子
各ドミノとんかつ日韓と飲み徳か
完成か北の魔の滝開戦か
冥活路事態見い出し六回目
掠る婆心でも電磁パルスか
腕が示威差異急き
世脱かな万世か赤線はなかったよ
軽い的基地聞き手いるか
華夷流し異才急き制裁しかないか
世が漬けイカで湧いた対話で解決かよ
高いかつーのどーかはカードの使い方
かのモスラなみナラズモノか
そいな野次ロシア白じゃないぞ
貧音菊根建国記念日
毒鯉極意あの焚き木北の愛国度
核武装考え感化うそぶくか  
言うよ言うよ脅威妖異

裸身部位晒して弟子らさ回文師等
良い仲間連れ無音オムレツ賄いよ
グロくてやだ我利有難や手黒く


右差し 2017.9.1~

餓鬼突かな罵る勇み亜細亜ミサイルの長月か

笛に種仕込んだサタン腰ネタ二エフ
愚団せしイスラエル狩るエラー炊事洗濯
西瓜ネオナチすればパレスチナお願いす
寝技禍はざわざわね
酸い蟻とラブ嗚呼油鳥愛す
タンカーでよいよデカンタ

金不足だから裏方糞船か
つまんね唐松魔羅が年末
片手つないでから家庭なってたか
熱燗でよろめき決めろよ電化ツアー

やりおえて僻むなよ南無がひでえーおりゃー
めり込んだかベコとお前間男へ加担狐狸め
下位国見聞きして伊達師危機醜いか
固しカラヤン聖夜以前やらかしたか
胃部に慰撫して渋い鈍い
花壇芝見限りき神は死んだか
駄目な烏滸は野飼い聖菓の箱を舐めた
買う後ごねて粘りはねて猫と会うか
家具や桐と雛よ一人客か
くたびれた財布がふいさ垂れ火焚く
だめさも粋や焼き芋冷めた
出せ先ず手の盛りこの残り物で済ませた
勘当猫で信心し手捏ねうどんか
パンパンも野犬滅びてヒロポン家や門番は
句柄が魂火めく奴暇だから書く
階下に飛虎や珈琲に害か
田代沖かてうどん食み反動で書き下ろした
肉部浮く土左衛門萌え里空腹に
糞溜めや臀部のこの文で止めた賊
蝗殺ぎか佃煮に似た靴嗅ぎ損ない
鵜も多き平和よ異壁をおもう
嘘史呑め竿や雁が納めの地蔵

出汁桶吊り魚飾り付けをした
耶蘇教魔神氏舞うよ木曽屋
炭団指南敬虔な信徒だ
太宰買う夜霧教会沙汰
預金を口減らしの会聖歌の調べ蓄音機よ
ケーキ買う従兄弟猫と言うか聞け
寸高敵のみ樅の木デカダンス
遣わすキリストとすり傷分かつ
中屋伊勢志摩でお出まし聖夜かな
世の故事よ寄与しこの夜


右差し 2018.1.5~


汝が勝つ夜這いするか留守居は四日かな
三が日過ぎて句出来ず地に監査
右亀よなよなでなよなよ嫁が君
しめ飾り名もなく焚くなモナリザが飯
太箸や塩素臭い鬼ゾーンへ野次は飛ぶ
浮く事後折り波風雷おこし食う
松の内為宇木っ端や八紘一宇の妻


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※ちなみに回文の日は、 全国的に12月21日です。