ヴィッツに自転車搭載&車中泊 | てんぐたかお

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天狗高尾(@tengu_takao)のブログ
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日本の自転車で行ける標高2000m 9地点をクロスバイク(2017.09.10)と折り畳み自転車(2019.10.06)で制覇
ニジガクの国内の聖地を自転車だけで24h以内に制覇(2022.07.10)

トヨタ ヴィッツ (グレードF, 排気量1.3L, CVT, 4WD)で車中泊してみた。

(2024.06.01更新)

 

車中泊場所:御嶽・田の原、湯ノ丸高原、乗鞍・平湯

いずれも標高2000mへのヒルクライムで20インチの折り畳み自転車を積載した。

 

右にハンドルを畳み、サドルを下げた折り畳み自転車。

左にエアマットと寝袋。

 

助手席を一番前にすると170cmの人が寝られる長さを確保できる。

180cmでも斜めに寝ればなんとか・・・?

 

自転車を立てて積載すると、足を90°曲げても余裕なくらいのスペースができる。

自転車がなければ、大人1人と子供1人で車中泊もできそう。

フロント以外の窓にはプラダンで自作した目隠し。窓の大きさに切って、窓枠にスポっとはめ込むだけ。偶然にもスペアタイヤ収納場所に入る大きさと厚さだった。

フロントはサンシェードで目隠し。

700Cの自転車は両輪とも外さないと(自転車を立てた場合)高さ方向がクリアできないかもしれない。

 

肝心の、後部座席を倒したときにできる「段差の処理」の話。

 

ヴィッツにはスペアタイヤの収納蓋があり、これを外して背中に敷いて寝床を平らにする。

強度はおそらく大丈夫・・・。長さは130cmくらいのため、全身分というわけではない。

収納蓋を水平にするため、②の場所に(この記事2枚目の写真参照)白いミニ脚立を使った。

(水平じゃない駐車場で寝るときは、車のフロント側を坂の下に向けると②のミニ脚立もいらなくなる。)

寝るときの頭側、助手席と後部座席の間のスペースは、青い脚立とダンボールとクッションで埋めた。

 

下半身を収納蓋、上半身をクッションやら何やらで平らにして微調整したら完成!

 

あとはマットの厚さ、寝袋(掛け布団)の適正さ、外気温がものを言う。

 

20インチの折り畳み自転車を「フレーム2分割」、「ハンドル2分割」、「サドル下げ」、「ペダル外し」た状態。

後部座席を倒さずに自転車を収納すると、自転車が邪魔でルームミラー越しに後ろが見えなくなる。そうした収納をしたい場合、14インチとか小さい折り畳み自転車がオススメ。

 

 

畳まず載せるズボラ車載。きたない。

実は折り畳み自転車をどこも折りたたまずに載せられる

自転車を取り出すときにハンドルが後部座席に引っかかるから、いつもハンドルだけは畳んでいる。

 

 

700Cは前輪を外すだけで入った。

ドロップハンドルは助手席を前にスライドする必要があるかも。

 

ぼっちで自転車搭載して車中泊して細い林道も走れるVitzだが、欠点を上げるとすると、高速道路が辛い。

セッティングが街乗りなのか、アクセルを離すとエンジンブレーキが強めに効く。2代目フィットと同じ感じ。3代目デミオはマシ。前乗っていたアルファードは高速は楽だったが、林道が辛かった・・・。

それと、アクセルペダルが重いため、240km、3時間の運転で右脚が痛くなる。1.3Lエンジンなのに急発進防止に力を入れすぎでは?(そもそも3時間連続で運転しなければいいのですが)

 

長距離を運転するならもっといい車がほしいところだけれど、車って高いし、それなりでいいならヴィッツもいいと思う。

 

【良いところ】
・壊れない
・エンジンが静か
・小さいので林道無双できる
・折り畳み自転車を載せながら車中泊ができる
・折り畳み自転車を畳まずに載せられる
・700Cの自転車を前輪だけ外して載せられる
・上位グレードなのでスピーカーが良い
・発進時にブレーキを離してからアクセルオンまでのショックがフィットより少ない

【悪いところ】
・アクセルペダルが重く、高速巡航がキツイ。クルーズコントロールもない。
・アクセルオフでのエンジンブレーキが強い。特に15km/h付近。MTの1速で走っている感覚。
・15km/hあたりで急にエンブレが切れるのでショックがある。
・ウィンカーが自動で戻る角度が深い(交差点を曲がりきる前(私の感覚)にウィンカーが切れる)
・暗い色のため、真っ暗な駐車場などで視認性が悪い
 

 

ちなみにモデルチェンジで「ヴィッツ」(日本名)という名前はなくなり、世界で販売されている「ヤリス」に名前が統合された。

ヴィッツ de ヤヴィッツ (小声)