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もうすぐ4月なのに、これは彼岸花の頃の写真です💦
去年の秋、埼玉県越生町に彷徨う狐の伝説があった場所を訪ねてきました。
越生町の売りといえば、駅前広場に銅像が立つ太田道灌と越生梅園ですね。
今回訪ねる場所は東口の商店街フラワーロードの途中にあるお稲荷さんです。
今は商店やマンションが建つ場所ですが、山村民族の会編「山の怪奇百物語」によると、
明治期に神社統合令が出た際、耕地の稲荷も八幡神社に合祀され越生神社となった。
稲荷の森は競売に出された田圃となったが、ある家の近くを毎晩何かが走り回るという恐ろしい目にあっていた。
ある夜夢枕に耕地の稲荷に住む狐が出て、稲荷の森がなくなって住むところがないので、住むところを作ってほしいと涙を流した。
親切な家主が庭に祠を作ると今までの騒ぎがおさまったという話が残ってあるのがこの耕地の稲荷です。
今でも、あるお宅の横にひっそりと耕地の稲荷が建っています。
越生町の観光案内用のプレートもしっかり建っていますね😉
他の四社の稲荷は合祀され越生神社となったのに、この耕地の稲荷は残されている。本当に稲荷の狐が走り回ったかどうかはわからないが、なんらかの理由があったのでしょう…
今では誰も知ることが出来ないですが…
ご覧になっていただき、ありがとうございました😊
それでは👋