神武天皇陵から30分ほど歩いたでしょうか。
古の都、藤原京の中心地、藤原宮に向かいます。
ここはその昔、710年に平城京に遷都されるまで
持統天皇・文武天皇・元明天皇の三人の天皇がこの地に住み
16年間にわたり日本の首都だったところです。
694年～710年までの16年間、日本で最も古い都として 栄えた場所、
いわゆる王朝の中心でした。
私は愛知の生まれなのですが、 持統天皇は晩年、
伊勢から愛知へと渡ったと言われており
その最終地点と私の生まれの地とはどうやら関係があるようなのです。
今回は、崇神天皇陵には行こうと決めていたのですが
藤原京に行こうという計画は当初ありませんでした。
しかし、現地に入ってから、この流れができました。
いつもながら、無計画＋インスピレーションのみで
その日の計画は決まって行きます。
藤原宮は今も当時の面影を残すかのように、
その柱の跡が 綺麗な形で保存（というか復元）されていて
その宮の形や大きさが一目瞭然となっています。
（ｃ）Wikipedia
当時から、風水のように、山や川、自然の造形に神を見出し
その都を決めたであろうというのが簡単にわかります。
この都は、大和三山のトライアングルの中心に作られました。
※藤原宮より耳成山を望む 古墳ではないかとも言われる
耳成山（みみなしやま）を背にして、
※藤原宮より畝傍山を望む（麓に橿原神宮、神武天皇陵）
藤原宮は天香久山（あまのかぐやま）と畝傍山（うねびやま）、
いわゆる大和三山のほぼ中心にあたります。
※藤原宮より天香久山を望む
こう考えると、平城京や平安京、京都御所や鞍馬寺が、
五芒星の中心軸に作られたというのも事実なのだと思えてきます。
藤原宮の周辺は、現在も発掘作業が進められています。
次は、藤原宮の中心部、持統天皇の内裏跡（皇居）に迫ります。
お～、忙しいぞ～。笑
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今日もこうしてお読み頂ける方がいるので 頑張って
書くことができています。
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