ギクワークス スナップイットもっとエンドユーザーに楽しませる必要があるのではないかな? | 赤薔薇

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神様・仏様からの試練が真摯にうけとめられるものだけがくるブログ

先日大阪ヨドバシカメラに行った

クリスマスにはUSJにも行った

今世の中ではすごい勢いで高性能カメラの購入、利用が進んでいる


USJでは若い女の子が一眼レフを数台持って撮影しているし、ヨドバシカメラでも高性能の高価なカメラ購入している若者、女の子が非常に多い

昔そんなカメラを持つ層はカメラオタクや鉄道マニア

アイドル追っかけ

のような人が多かったが

今は普通に若者が女の子が持っている

おそらく収入から考えて相当高価な商品のはず

それでも購入している

それは少しでも綺麗な写真を撮りたいという要求からだろう


スナップイット

社長はこれで写真を撮りながら仮想通貨を貯めて世の中を幸せにしたいというコンセプトでやっている


このコンセプトは全く間違いではない

しかし、現実にスナップイットが世に出て使ってみると、その運営方法が今の世の中のニーズにあっていないように感じる


スナップイットもともとは解析度をあえて低くしてカメラを育て、カメラが育つと綺麗な画像の写真がとれる運営方法になっている


しかしこれで本当にみんなが幸せになる、できるのか?


スナップイットのアプリをスマホに入れた時はまだカメラ機能としては一人前ではない

育てる必要があるのだから


だからそのカメラで撮影してバトルしても負ける確率が非常に高い

そんな状況で今時の若者が我慢強くカメラを育てるだろうか


私はカメラを育てるまでに邪魔くさいと思ってスナップイットをやらなくなると思う


例えばゴルフなど特殊なスポーツがなぜ大衆化できないか

それはいたって簡単

難しいからである


ほとんどの人はゴルフの練習に行ってもその日のうちにまともにボールが前に飛ばない

そうなるとほとんど1日で諦める

ある種仕方ないことだ


これと同じで誰がわざわざスマホに高性能カメラがあるのカメラを育てて高性能にするか?

しかもそれはかなりの日数が

必要となる

そんな手間をかけてやるのだろうか


今、なぜ高性能カメラやカメラ機能のいいスマホが売れるのか

これも答えは簡単

美しい画像の写真を撮りたい

そしてそれが手軽に手に入る機器があるから


今のスナップイットの運営は世の中のニーズの逆をしている

それは会社のこだわりなのだろう

カメラや写真に対する思いが強ければ強いほどこだわりは強くなる

これはどんなことにもあることだ


しかしそのこだわりが多くの人間の生活を豊かに楽しく幸せにすることと比例するとは限らない

これがビジネス、商売の難しいところだろう


近江商人三方よしということわざがある


近江(現在の滋賀県)に本店を置き 江戸から明治にかけて 日本各地で活躍した近江商人。 彼らが信用を得るために 大切にしていたのが、 買い手よし 売り手よし 世間よし という「三方よし」の精神でした

近江商人は 「三方よし」をモットーに、 自らの利益のみを 求めることなく、 多くの人に喜ばれる商品を 提供し続けました。 そうして少しずつ 信用を獲得していったのです

つまり三方よしとは 「商いは自らの利益のみならず、 買い手である顧客はもちろん、 世の中にとっても良いものであるべきだ」 という現代の経営哲学にも 通じる考え方なのです


この精神から考えると会社のこだわりは、買い手である顧客はもちろん、 世の中にとっても良いものであるべきだではなくなるのである


今の世の中は、昔のように深く長く考え満足して生きるという時代ではなく、安易に、簡単に楽しく、楽してご都合主義で生きる時代になっている

哀しいことだがこれが事実であり、その今の時代に新しいビジネスとして売って出るなら、ニーズに対して合わせる柔軟性が必要となると私は感じる


それでは具体的にどうするか?

育てるコンセプトは重要ならば、まずそのスマホのカメラ機能がそのまま使える状態を0として育てること

カメラ機能以上にするために育てるということだ 

今はスマホのカメラ機能より劣った解析度にしてあり、それを育て

カメラ機能の本来の能力まであげることとなるので、これではエンドユーザーはおそらく育つ時間を待たずやめてしまい、スナップイットのアプリを使わないだろう


こんなことは他のことでも同じ

どんなゲームアプリもまずは普通にそのアプリだけで作動する

しかしゲームをしているともっとこんな機能が欲しいから課金で性能をあげる


スナップイットは画像で戦いアプリ

その画像が育てるまで解析が低いならバトルの勝ち負けは見えている

ほとんど勝てないと誰でもわかる

だからこんな育て方はエンドユーザーには受けない可能性を極めて高い


だからまずスマホカメラをを使えるというのが初期設定であり、グレードアップを育てるという概念の必要があるのではないか


そのために課金制度にしてグレードアップ、育てるようにすればいいのだ

その課金のためにAppleストアが制限をかけているからその対応をしているともきくが、海外はAndroid端末が7割を占めるだからAndroid端末だけでもすぐに課金対応するべきだと思う


エンドユーザーは失うと戻ってこないから、失う前に対応しておく必要はあると私は思うが