ホピの予言が有名になったのは宮田雪監督の映画で紹介されたからかな?
ホピの場合には、それが三枚の石板に象徴されている。
長老のひとりが石板保持者の責任を負う。
広島、長崎に原爆が落とされた後、当時の石板保持者(名前は忘れた)が、ホピの予言を世界に広めるべきだと思い、その一枚の絵柄を大きな岩に書き写した、とマーティン・ガスウイスーマがいっていた。
それが、皆さんが見る「プロフェシーロック」だ。
ただし、いまはそれは政府派の支配下にあり、そこで語られる予言は極めて限定的で歪んでいる、とマーティンはいっていた。
じつは、ホピ以外のインディアンの部族も、それぞれに予言を持っている。
ほとんどが、石板ではなくビーズで刺繡した「ワムパムベルト」に予言を象徴しており、長老の一人がその保持者の責任を負う。
これは、皆さんの夢を壊すことになるが、私のパイプの師匠、チョクトー族のセクオイヤ・トゥル―ブラッドは、「予言の内容は信じるな」という。これはたぶん、パイプホルダー以外には伝えられない。これを知ると「ワムパムベルト」の存在意義が薄れるからだ。
「ワムパムベルト」というのは、予言の重みを使って、その部族に今必要なことを長老が説くための道具であり、予言そのものに意味があるのではない。
場合によっては、予言の内容が変わることもあるという。
当時の石板保持者が、ホピの予言を世界中に発信しようとしたのは、悲惨な広島長崎の被爆状況を見て、原爆を使って殺し合うようなエゴ中心の社会(天外流にいうならば、ガソリンエンジンを吹かしているオレンジ社会)からの脱出を世界に訴えるためのアクションだった、と私には見える。
いまの日本の「ホピの予言ブーム」を見ていると、足が地についておらず、浮いた言葉に振り回されており、石板保持者の「原水爆禁止」、「オレンジ社会からの脱出」などのメッセージがさっぱり伝わっていないような気がする。
日本に生息する、数少ない長老の一人として、あえてブームに水を差す苦言を述べた。
2025/12/29
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