Keyword-86「花束」 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

世界の中心で人間以外が叫ぶ

お笑い芸人などの一発ギャグや決まり文句について考察しています。

<スキット>

リングアナウンサー:「試合に先駆けまして

両選手に花束の贈呈です」

 

(すでにリングに上がっていた女性より

両選手に花束が手渡される)

花束を手渡された瞬間、A選手がその花束

対角線にいるB選手に殴りかかる)

 

実況:「ああっと、A選手。早くもヒートアップ。

B選手も、負けじと応戦します。

選手の名前はまだ、コールされていません。

互いにもつれ合い、場外へなだれ込みます。

早くも乱戦模様ですね?」

 

解説:「そうですね。リングに上がった瞬間から

緊張感が、ビリビリと伝わっていましたからね。

直立不動で会場を見つめ

リングアナウンサーの声を待つ。

屈強なレスラーを前に

可愛らしい一面も見せましたね」

 

実況:「花束の女性の解説すな」

 

 

 

リング上に花束を持った女性が3人。

試合前、互いの選手そして

レフェリーに花束が渡されるという光景は

最近、めっきり見なくなりました。

どちらかというと、引退する選手に

切磋琢磨し合った仲間などが

リング上で渡したり

プロレスよりも、ボクシングや総合格闘技で

見られるパターンの方が多いかもしれません。

 

プロレスであれば、ヒールレスラーが花束

対戦相手を殴りつけるというシーンも見られました。

「イノキボンバイエ2003」では

プレゼンター武蔵から花束を渡された

村上和成が、それで武蔵を殴りつけたり

「RIZIN超」では、奥野卓志が

メイウェザーに対して花束を渡さないという事件もありました。

 

 

<参考資料>

奥野卓志の「花束投げ捨て」を考察する。