ケイン・コスギの「21年振りの、SASUKE出場」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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今年開催された

SASUKE2022、40回記念大会」に

21年振りに出場する事となった、

ケイン・コスギ。

10か月をかけ、10年間の中で

一番トレーニングした上で

SASUKE仕様の体を創り上げたほどの

意気込みを持って挑む様は

視聴者の心を打ちました。

 

1月から、練習を敢行。

当時とは全然違うので、コーチを

付けてもらいたいというケインの意向から

4月下旬に、総合演出の乾から

「又地1択だろう、又地諒しかいないだろう」という事で

ケインの練習コーチに任命された

SASUKE常連組の又地諒と共に

5月から、合同練習を開始。

 

この21年間、どういう成長してるか。

今日見せないといけないので、頑張ります

何才になっても目標があれば

成功できる事を見せたい

娘ができて、昔頑張ってたお父さんではなく

いつまでも頑張ってる姿を見せたい」と

その向上心、熱量がどこから溢れ出すのか。

 

年を重ねる毎に、難易度が上がる一方で

年齢は1つずつ数が増え

体力面等で段々と能力が下がっていくという

人として生きている限り

抗う事のできない反比例に

どう反発する形で、挑んでいくのか。

SASUKEにおける、21年という期間は

ブランクとしては、あまりにも長すぎると言えるでしょう。

 

そして21年振り、史上最年長48才での

ファーストステージクリアを果たしたのでした。

この状況で、やり切ってしまうという凄みもあり

また、「又地さんに、感謝しかないです」と

しっかり謝辞を述べている姿にも

感銘を受けました。しかしながら、又地は

ファーストステージ序盤の

ローリングヒルに屈し、それに対してケインは

「僕ばかり、見てたから」

悔しがる姿を見せたのでした。

 

31回大会以降、

9大会連続ファーストステージ敗退の

SASUKE皆勤賞・山本進悟も

同じ48才で、ファーストステージクリア。

セカンドステージでは、ケイン・山本共に

バックストリーム後のタイムアップ

という形で終焉となりましたが

48才でも出来るという結果に

勇気を与えられた視聴者も多かったのではないでしょうか。