ホラン千秋の「タッパー弁当」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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お笑い芸人などの一発ギャグや決まり文句について考察しています。

弁当を作り、誰もいない空間で

食べる場合は関係ないものの

学校や職場、公園となってくると

周囲の目というものが出てくる為

例えば、主食(ご飯)とおかずの

面積バランスや、赤・黄・緑といった彩り、

おかずの種類の多さ、はたまた

弁当箱自体のデザインなど

考慮に入れなければならない事項は

案外、多くなってくる事が分かります。

 

そういう意味では、見栄というファクターも

必要となってくる訳です。

それは、SNSが発展した事もあり

また、「インスタ映え」というフレーズもあるように

作った弁当や料理を、アップする人も増え

自慢したいという部分も、あるのでしょう。

 

ホラン千秋も、自身のブログに弁当をアップしており

「Outfit(衣装)」や「ベランダ菜園」

などのカテゴリを差し置いて

「お弁当」というカテゴリの記事量が

数を伸ばしており、幅を利かせているのが分かります。

 

しかしながら、その内容はと言うと

上記のような、見た目のバランスを無視し

無機質な透明のタッパーに入れられた

見た目という要素が

重要視される芸能界において

異質と言われる代物なのです。

 

バラエティ番組「ホンマでっか!?TV」の

「効率を求めすぎる女スペシャル」

に出演した際は

「違う彩りを詰めるっていう作業が、結局

彩りを足す為にブロッコリー茹でなきゃいけない

トマト洗わなければならない。

詰めるっていう作業が生じるので

別に自分の為なら彩り、

どうでもいい」と語っており

また、食材を保管する為のタッパーを

そのまま、弁当箱として使用する事は

新たに食材を移さなくていいスタンスです。

 

これに関しては、ブログでも

『機能性や見た目ではなく

いかに効率的に残り物を消化し、

また、洗い物という作業も楽に済ますか。』

をモットーに、合理性のあるお弁当を

めざしているわけです。」と説明しています。

見た目を度返し、効率に全振りしている事が

伺えるエピソードですね。

 

しかしながら

野菜のコチュジャン炒めやピオーネ、

サーモンとクリームチーズのサンドイッチ、

ポークチリビーンズなどと言った

聞いただけだと、おしゃれ食材も

登場してはいるのですが

入れられているのが、毎度お馴染みのタッパー

という安定のギャップも

違和感を引き立てています。

 

効率という観点に立てば、

「シャケも焼いてないし、

切り干し大根も作ってないし、

煮卵も作ってないし。

大きなお弁当を頂くと

空腹状況によっては

食べきれないこともあるので

お箸をつける前にいくつかキープして、

お弁当でさらに手を抜く戦術です。」や

「でも牛丼は仕事場で頂いた

牛丼弁当の残りを詰め直しただけ」

と申告しており、これは割と

他の人もやっているような気もするのですが

それをわざわざ、ブログという公衆の面前で

暴露(?)してしまう、恥ずかしさを押し隠して

ここに味方がいるんだよと

鼓舞しているようにも、見えなくはありません。

次の日も同じラインナップお弁当

でもちょっと違いを出したくて…

タッパーの種類を変えた。笑」というのも

効率重視なスタンスを

これでもかとアピールしています。

 

前回私の茶色いお弁当を公開して

みんなに「『ゴミみたい』といわれましたゲッソリ

と言われてしまったり

「なんか…荒れ地みたいなお弁当ですね」

とスタッフに言われたりと、周りの人も辛辣

いわば、この類の感想が

ホラン千秋のタッパー弁当が広く知れ渡った

きっかけの1つとなっている訳です。

 

こういった一連の流れを受けて

マネージャーも、影響を受けてしまったらしく

マネージャーが、お昼ご飯として

煮込んだミートソースを、ビニール袋に

入れてきた様を、動画でアップしており

ホランも、「三角コーナーの生ごみではなくて?」

と自分を棚上げするようなツッコミをしているのです。