室伏広治の「鉄人っぷり」を考察する。 | 世界の中心で人間以外が叫ぶ

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[オールラウンダー]
ハンマー投げでオリンピック金メダル、日本選手権20連覇と
輝かしい実績を残している室伏広治。

父親の室伏重信もハンマー投げの選手で、共に「鉄人」と呼ばれています。
筋骨隆々の187cm99kgという恵まれた体格であるものの
ハンマー投げという種目においては、他の競技者を見るとむしろ小さく見えるほどです。

しかし、その運動能力たるや想像を超えるもので
TBSで放送されていた「スポーツマンNo.1決定戦」に出場した際は
パワー系種目だけでなく、スピード系種目であるビーチフラッグスでもNo.1に輝いて
総合優勝を果たし、その万能っぷりは全員を驚かせました。
また教授の資格も有しており、文武両道の最強版と言える人物です。

ハンマーの重さは、男子が16ポンド(7.260kg)で
最重量のボーリングの玉と同じ重さで、それを84m86cmを投げている訳ですから
それだけでもその凄さが分かります。
野球の始球式でも、131km/hというとんでもない球速を叩き出しています。

全日本の投てき合宿で同室だった、やり投げ選手だった照英は
高校総体の時、やり投げ経験のなかった室伏が
いきなりの準優勝を果たした(照英は予選落ち)
際に
さっき裏の駐車場で、小石を投げて練習したんだよね」と言ったのを聞いて
心が折れたエピソードを披露していました。

武井壮の、猛獣とのシミュレーションにおいて
ゾウやクジラなどを抑えて、唯一勝てないのが「ムロフシ(室伏)」であり
ムロフシ呼ばわりしている
のも面白いですが、猛獣扱いしているのも
その凄さを実感しているからに他ならないからなのでしょう。