なぜ「古代スペルト小麦のパン屋」を始めたのか?
私の原点は、「自分の体を自分で守るための知識を、みなさんにお伝えしたい」という強い想いです。

これまで25年間、子育てと介護に明け暮れる日々を送ってきました。だからこそ、これからの人生、生きている間に少しでも人の役に立ちたいと思ったのです。
では、なぜ「古代スペルト小麦」だったのでしょうか。
きっかけは、東洋医学治療院の村松聖先生から伺ったお話でした。コロナ禍以降、リーキーガット(腸漏れ症候群)の患者さんが増えており、特に小麦や大豆のアレルギーに悩む方が多いという現状を知ったのです。
「グルテンフリーのパンを作ってほしい。パンが食べられなくて困っている人がたくさんいるの…」
その言葉を受け、まずは米粉パン作りに挑戦しました。しかし、なかなか納得のいくものができません。そこで、思い切って「ハムンダーベーカリー」さんに「作り方を教えてほしい」とお願いしに行きました。すると、「これあげるから試してみます?」とプレゼントしてくださったものこそが、古代スペルト小麦だったのです。
「小麦は小麦だし、どうなのかなぁ……」と半信半疑のまま、ひとまず古代パンを試作してみました。
そして、出来上がったパンを聖先生のところへ持っていくと、
「わぁ!!これ、リーキーガットの人でも食べられるよ!!パン屋ひらいて!!」と。
まさか自分がパン屋を開くことになるなんて、思ってもみない展開でした。
しかし、よく考えてみると「いやぁ〜」と言いつつも、実は20年ほど前に「ひっそりとパン屋をやりたいなぁ」と夢見ていた時期があったことを思い出したのです。
そこからは、信じられないような人とのご縁や、まるで天からの応援をいただいているかのような出来事が次々と起こりました。まさに"奇跡"のような流れに乗り、このお店をオープンするにいたったのです。