現在、日本では遺伝子組み換え作物への不安は根強く 、遺伝子組み換え作物を全面的に禁止するような自治体も出てきています。一方、アメリカやヨーロッパでは遺伝子組み換え作物の実験は積極的に行われ、日本は大きく遅れをとっています。
なぜ、遺伝子組み換え作物が必要なのか?それに対する答えはもちろん食糧問題です。世界では12億の人が一日1ドルで生活をし、8億の人が飢餓で苦しんでいます。近い将来(約50年後)、人類の人口に対する食料生産量の割合は確実に減り、大きな問題となって我々にふりかかってくるでしょう。
日本は食糧の多くを輸入に頼っています。今は車などを売って、それによって得たお金さえあれば、食料を買うことが出来ます。しかし、近い将来、お金があっても食料を買うことが出来ない時がくるでしょう。これは日本にとって死活問題です。遺伝子組み換え作物の研究はアメリカやヨーロッパのように食料自給率が高い国より、我々日本が本気になってやらなければならないのです。
それと同時に、遺伝子組み換え技術を批判する人たちのほとんどが毎日のように十分な食事をしているということを認識しなければなりません。これから、我々日本人は、毎日十分な食料を得られるという保証はないんです。