12月9日、神戸六甲のサラ・シャンティで開催されてます川上百理子さんの個展『しあわせはいまここ 2』を観賞してきました
会場入りすると、さっそく百理子さんがほっこりオーラで迎えて下さって、お話しして和ませてもらいました
展示はもう素晴らしかった
会場内をざっと見回すだけでも、絵のフォースひしひしと感じます。
切り絵の割合がかなり増えていて、しかも大作がたくさん。
去年はこの個展が開催されずに、ちょっと心配していたんですが、これはそれくらい時間かかるよなと納得してしまうほど、どれも細やかに創り込まれています。
切り絵のほとんどが森の情景が描かれていて、それが横並びに配置されることで、エナジーの波ができているように感じます。樹皮の一枚一枚まで描き込まれた大樹が、エナジーの流れそのものに見えるんです。
世界を繋ぐように、森の間で笑顔を見せる『水の天使』さんが、すごく愛らしかった
特に女神さまを想定することなく、描きたくなったから描いた……ということですが、六甲という場所だけに、瀬織津姫さまを想起してしまいます。
花冠をつけて、穏やかに微笑む天使さん
水のフォースたゆたう周囲には蓮の花が咲いて、そして可憐な蝶々の羽を広げている…。
この「蝶」のシンボルは、他の切り絵でも所々に見ることができます。
そしてクライマックスは大作『永遠に変わり続ける今』
この神々しい象さんは、もう
神象
ですね。
白紙の切り絵の、バックにラメ入りの金紙が使われていて、観る角度を変えるごとに印象も変わって、繊細な美しさが胸に迫る。視覚だけでは分からない、世界の真相を見せてもらってるみたい。
愛らしいスピリット・ベアさんと象さんの新作も見応えあって、モノトーンの切り絵とのバランスも絶妙。
もう会場がお寺さんみたいに神々しいくらいに整っていて、美しい仏像を拝んだ時みたいな感動を味わってました。
いやあ、川上百理子、すごいとこまでいっちゃってました
個展の詳細は、川上さんのブログ参照。
今回の新作が使用されているという、来年のカレンダーは、会場でも買えますし、きれいねっとさんのサイトからも買えます。こちらもリンクしておきます♪
一度会場を抜けて、近くの八幡さまにお参りしておりましたら、空の雲が動いていてとても綺麗でした。
個展は13日まで開催されます
入場無料です。
お心に留まった方はぜひぜひ