金堂で素晴らしい仏さまたちとの逢瀬を楽しんだ後、弁慶の引き摺り鐘などを眺めながら散策し、こちらも特別公開中の唐院と三重の塔へ。
塔の内部では釈迦三尊さま、唐院ではおそらく智証大師さまが収蔵されている朱塗りのお厨子や、黄不動さま絵図の江戸時代の模写、その他の絵図などが鑑賞できました。
護摩堂では不動明王さま
実際に護摩行が行われているようで、かなり煤で黒くなっておられました。
紅葉を眺めつつ参道を進み。
微妙寺は混み合っていたので、先に観音堂にお参りすることに。
紅葉のトンネル🍁🍁🍁
そして西国三十三所札所の観音堂。
ご本尊の如意輪観音さまは秘仏ですが、来年の春にはご開帳になるようです。ううう、お逢いしたいかも…。
こちらからは眺望も楽しむことができ、空がとても綺麗でした。
もう一登りした展望所から。
引き返しつつ、ちょっと下にある水観寺にもお参り。
小さいながらも、日光月光菩薩と十二神将を侍らせたお薬師さまがいらっしゃいました。
この辺写真ないですが、微妙寺。
ご本尊十一面観音さまはすぐ前の収蔵庫におわし、写真だけ拝める形で。
こちらには、5月まで行われてました『漫画家による仏の世界展』で展示されていた、このいらイラストと
このお方がいらっしゃいました
レレレ千手さま
愛らしい〜
このお言葉もまた良くってね。
収蔵庫では、十一面観音様、襖絵などの他に、このお二人も。
※これは絵葉書れす
吉祥天さまと訶梨帝母さま
訶梨帝母さまとは鬼子母神さまのことであり、ザクロを持ち、赤子を抱くこのお姿を見ていて、ああマリアさまなんだってふと気づきました。三井寺の中興の祖、智証大師さまは、女神に導かれてらしたんですね。
智証大師さま像は、大阪の三井寺展ではお逢いしましたが、今回は時期が合わずに御目通りできませんでした。
面白いことに頭頂が卵🥚みたいに尖ってたらしいんですが、もしかしたらエジプトのファラオみたいな天空渡来系の方だったのかも あの空海さまとも血縁で、母堂が空海さまの姪だったそうです。
本堂。
気がつくと陽光はすっかりオレンジ色になっていて、お日様もすぐ後ろに迫る山容に隠れてしまい、結局丸4時間以上もゆっくりと過ごしてしまいました
この周辺、色々紅葉の名所もあるのですが、この日はもうお腹いっぱいで、他を回る気にはなれませんでしたね。
夕焼けも感動的でしたが、運転中で写真撮ることができず。
日没後の紫の空がとっても綺麗で、寒さも忘れてしばし眺めておりました。
三日月も愛らしく
黄不動さま、お会い出来て良かったです