そういえば「メガビタミン健康法」についてこちらではシェアしてなかったと思うので、できるだけ簡単に紹介しておきます
メガビタとは、ビタミンCを大量(一日2〜10グラム。体調によってはそれ以上)取り続ける健康法で、「ひらりん」こと作家の平井和正先生の影響で始めたものです。
めちゃ簡単に言うと、身体の免疫力を底上げしてくれるので、健康と美容を保つためには必須であると。ノーベル賞を二度も受賞されたライナス・ポーリング博士の『ビタミンC健康法』(現在は絶版)に、博士が長年にわたって研究された症例が、多方面にわたって記されてまして、ひらりんの啓蒙活動も博士の研究が元になってます。
「必要な栄養は食べ物から摂る」
という考えがあって、ぼくも基本的には大賛成なんですが、ビタミンCだけはちょっと例外で、ほとんどの動物が自分の体でビタミンCを合成できるのに、私ども人間はできなくて、外から取り入れるしかないそうなんです。
各種動物さんたちが一日に作り出すビタミンCの量を、人間に換算すると「5グラム前後」は必要で、それを食物のみから得ようとすると、例えばレモンにしても歯溶けるわ…くらいのえらい量になってしまい、原末で摂取するのが効率的であると。
ビタミンCも「天然由来か合成か」で議論もあるようですが、ポーリング博士は「合成でもOK」とおっしゃってます。
また副作用は、一切ありません。「一切」です。
服用の仕方にはちょっとコツが必要で、一回1〜2グラムを、何度かに分けて飲むのが一番効果的です。
経口の場合、腸から血液中に吸収できる量に限度がありまして、一度に大量に飲んでしまうと、その多くが排出されてしまうんです。(ただ、全く無駄というわけではなく、腸内に残留したビタミンCにもポリープ抑制などの効果が期待出来る)
メガビタ経験者あるあるですが、空きっ腹に大量投入すると、いきなりPが来て焦ることがあるので、そのへんは様子を見つつ、少しずつ増やしたり、食事と一緒に取れば大丈夫です。(便秘気味の方には、あえてそういう使い方ができたりも)
「ビタミンC原末」は、ネットでだいたい1キロ2000円弱くらいで購入できます。
ドラックストアで売ってるタブレットでも良いとは思うのですが、メガの場合は、甘いとカロリーがあるし、凝固剤も身体に悪影響あるかもなので、原末で取るのがいろんな面でよろしいかと思います。
ぼくは水に溶かして飲む派で、朝2グラム、昼はペットボトルにビタC水携帯し、夜に2グラム、という感じです。
ジュースに溶かすと、お子さんでも飲みやすいです。
で、健康に好影響あったか、なんですが、疲れやすくなってるとはいえ、大きい病気の心配はしたこともないかな? 容姿も年代よりは若く見えるかも。
風邪はたまには(年イチ以下くらい)ひきますけれど、デトックスは必要だと思うので。
10年ほど前からは、ガン治療を目的とした「超高濃度ビタミンC点滴療法」が行われてまして、かなりの効果が表れているようです。
以下の二著などに詳しす
ビタミンC点滴だけでも、化学療法と併用される場合でも、効果ははっきり現れ、特に患者さんのQOL(生活の質)は明らかに改善されたと。化学療法の辛い副作用も、点滴でなく経口投与だけの場合でも、かなり軽減できるようです。
『ポーリング博士のビタミンC健康法』の内容を、イラスト付きでひらりんがわかりやすく解説した『メガビタミン・ショック』という本もありました。公式サイトに投稿された私ども読者の体験談も豊富に引用されています。懐かしい〜
のぼるよしかず の文章が初めて活字化された記念すべき一冊でもありますね
最後に、帯に書かれたひらりんの惹句を引用しておきます。
面白い!!
やっぱひらりんの言霊にはフォースあります。
『作家の私平井和正は、この本を私の読者たちのためだけに書いた。なぜならば作家の私平井和正は96歳まで生きる予定なので、それまでに読者たちに絶滅されては大変困るのである。だからこそ、作家の私平井和正が(えい、くどいぞ)古代中国秦の始皇帝が必死に探し求めた不老長寿の仙薬の正体がビタミンCであることを、こっそり私の読者たちだけに教えてしまおうというのである。これほど手前勝手利己的な動機で書かれた本は空前であろう。但し、作家の私平井和正の読者でない人がこの本を読んでしまい、不老長寿化してしまっても差し止めるつもりもない(そんなことできっこないだろ!)のでご安心を。』
もしメガビタに関して詳しくお知りになりたい方は、コメントでもメッセでも、どうか遠慮なく、お尋ねくださいませ。分かる範囲でお答えいたします。