11月の17日、京都市美術館まで「若冲の京都 KYOTOの若冲」を観に行ってきました。
すっかり秋の風情な岡崎を歩いて、10時半くらいに美術館に着きますと、ううう、思った以上のえらい人ごみ…(-_-;;。チケット売り場には人が群がり、しかも外には団体さんの待ち行列が。
いきなり引き気味になりながらも、しょうがないのでそのまま入場。
もう祇園祭の宵山か! ってくらいの蒸れ群れ状態の中(^_^;;、なんとか頭の隙間から展示物を眺めて。
東京でえらい騒ぎだったらしい「若冲展」とは別企画のようで、水墨画が中心だったんですけれども、今のぼくにはこちらの方が必要だったかも。
釈迦の涅槃図をなんと野菜で表現した『果蔬涅槃図』は、のんびりしてるのに凄い。
『雪梅雄鶏図』、モノトーンの中に際立つ紅の美しさに感動。
『虎渓三笑図』のなんともいえない和ませフォース。
堪能させていただきました。
グッズは各種ありましたが、こちらも大混雑で(^_^;;、イヤんなって図録だけゲットしてきました。
若冲さん、ブームなんでちょっと引いて見てたんですけれども、断然興味湧いてしまって、帰りにもう一冊ムック本買って帰りました。
この時季に岡崎まで来たら当然、紅葉観賞をしない手はなく。
南禅寺参道。
まず天授庵。
そして永観堂こと禅林寺。
わ、分かってたこととは言え、こちらもすっごい人で(^_^;;。
人酔いでテンション低めなこともあって、正直楽しめなくって何してんだかって感もありましたけれど、でも見返り阿弥陀さまはやっぱりお優しかったです。和めました。
京都市内を一望できる多宝塔まで上ってみますと、曇っていた空がさ〜っと晴れてティンダル現象で光が降ってきたので、ちょっと嬉しかったです。
紅葉はほんとに一番奇麗な時でしたね〜。
でもあれすね、この前週、ほとんど人気のない長野の山中で紅葉を愛でた時とは、疲れ方と多幸感がぜんぜん違って(^_^;;、もう当分人ごみはええなって感じでした。
疲れた心身にムチ打って、帰りにジョーシンでパソコン買ったんですけれども、それはまた別投稿にしまっす。お疲れっした>わし。