記憶の回廊 #3 錦江湾のサンセット | 平井部

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 丸3時間以上かけて生賴範義展を観賞し、図録はじめグッズを購入してからアートセンターを後に。

 ちょっと時間がありましたので、敵情視察ということで、山形屋やらファッションビルやらを散策。ええ意味でローカル感溢れてて、個人的にすごく好きでした(^_^)。販売員のお兄さんたちも、みなさんイケメンなのにどっかローカルで好感が持てて。


 美味しいコーヒーが飲みたくって入った喫茶店でしたが、しろくまあるというので思わずそちらに!!








 う~ん、美味しくはありましたが、天文館のとはぜんぜんちがくて残念感の方が強く……。

 雰囲気の良い喫茶店で、水出しアイスコーヒーとかもあったみたいで、そっちにすれば良かったっす。




 最後に山形屋の地下でお土産をいくつか。たまにびっくりするくらい美女な売り子さんとかいて面白いですね。





 帰路は、都城まで高速は同じで、そこから国道10号線を西へ。

 錦江湾に至り、ほんとはそこから隼人方面に進むのですが、天気も良いし、まったくあてはなかったものの、桜島の姿を拝みたくって、左折して国道220号を東へ。



 と、ふと「若尊鼻」という看板が眼にとまり、右折してみますと、ええ感じに駐車スペースと湾の観賞スポットが!!!








 さ、桜島、奇麗……。






 この日は噴煙も吹いてらっしゃらず。

 もう桜島とか霧島とかを観ると、胸に迫るというか、裡のDNAが喜んでるのがはっきり分かるんですよね。




 ちょうどサンセットの時間帯で、お陽様が湾の向こう側に沈んでゆきます。









 夢中で写真を撮ってましたら、小犬の散歩に来られた近所のおばさんが声をかけてくれまして、なんでも前日まで桜島には霞がかかって、ほとんどお姿を見ることができなかったそうです。それが、台風の風で雲が流れて、今日はすっきり視界が開けていると。


 今は夏至に近いので、かなり太陽は右の方に沈んでいるけれど、冬至頃になると、桜島にかかるくらい左によってくるそうで。夏至の頃は曇天が多く、ほとんど夕陽は拝めないとも。



 この眺めは僥倖だったんですねえ……(涙)。

 
 迎えていただいてるんかなあって、感じてました。







 この日は、雲も折り重なったベールのようで、すごく印象的でした。













 ついに太陽は見えなくなり、もう終わりかなあと思って、心を残しながらこの場を後に。上空の雲が紅色に染まっていた事から、察するべきでした(涙)。伯母に告げていた到着の時間が迫っていたので、少し焦っていたこともありまして。



 10号線を右に折れ、隼人方面に進み始めた頃から、雲がどんどん紅色を増し、しまいには西の空が深紅に輝き出して!!








 もう時間とか気にせずに、心の欲求に従って若尊鼻に留まっていれば、どんなすごい光景が拝めたんだろうって、後悔しきりでありました(涙)。





 おばちゃん家(げ~)に着いて、しばし談笑してから近くの温泉施設に向かわんとするも、予想外に疲れが蓄積しとることに気づき、普通におばちゃん家に引いてる温泉に入らせてもらいました(^_^;;。



 細かい齟齬はありつつ、必要なものはしっかり頂けた大満足な一日でありました。