善水寺本堂での参詣を終えて、外に出来てましたグッズコーナーを物色。本尊御開帳記念の散華と12枚組の絵はがきセットをゲットいたしました。
こちらでは、寺名のもとになった霊水を汲んで帰れるように、ペットボトルがいただけまして、水場の前でおばちゃんの列にならんで。「お兄さん、おばちゃんばっかりで圧倒されてるやん」とか言われてましたけれど、いやいや、職場が素敵なおばさまで溢れてるんで耐性はできとります(^_^)。
少し石段を下った場所にあります観音堂。なにげにのぞいてみましたら、なんと丈六の聖観音さまが座してらっしゃいました。奇麗に彩色が残っているので、新しい方かと思いきや、平安時代のお産まれだとか。
凄かったのが、そのすぐ横手にある巨大な磐座です。

よく見ると、北面上の方に、お不動さまが刻まれていました。


観音堂横のつつじ
黒いアゲハチョウが飛び回ってました
この善水寺も、かつては多くの僧房がある大きなお寺だったそうです。
車で出発し、細い道を下って、南側にありますお不動さんの磨崖仏へ。こちらは不動寺っていう別のお寺になってるんですね。道端に、ぎりぎり車1台くらいは停められるスペースがありました。

磨崖仏そのものがご本尊になっていて、小さいお堂からお不動さんが拝めるようになっています。

手水舍の横から岩壁の下にも行けるようになってまして、お姿を下から拝むことができました。
再び車で出発し、反対側にあります磨崖不動明王さまへ。
ここは、温泉施設ゆららの駐車場に車を停めて、歩いてゆくしかないようですね。
面白みのない山道をまる1キロも歩くことになって、ちょっと良い靴を履いてたこともあって不平たらたらのわしでしたが、岩に刻まれたお不動さまを一目見るなり
かっけ~!!!

4mを超す巨大なお姿。
見上げると、ちょうどバランスよくなるように彫られてます。
1キロ歩く価値はありました(^_^)。
車に辿り着いた頃合いに、雨がぱらぱら落ちてきまして、ここまでもってくれてどうもありがとうございました。
今回拝めた三尊の他にも、この付近にはたくさんの磨崖仏さんがいらっしゃるようです。
2012年に訪れた際にはお逢いできなかったので、念願果たせて良かったです。
帰りは琵琶湖方面に進み、最後に御上神社にお参りしました。雨の中の参拝、心地よかったです。
ご本尊は天之御影神ですが、こちらもニギハヤヒ尊と関わりがあるようです。熱田からの流れが続いているのかも知れません。
詰め込み見仏も良いですが、1日1寺ペースもほっこりできて良いですね(^_^)。
お参りできて幸せでした。