西国三十三所巡礼の続き。2009年10月26日、六番札所の壺阪寺へ。
この時は、25、26日と天河で深田剛史先生の数霊(かずたま)のイベントがありまして、その帰りに壺阪さんにお参りした感じです。
その後、足繁く通うことになる数霊の講演会には、この時が初参加。場所が天河神社の参集殿ということもあって、特別な想い出として今も残っております。
伝えられた主なメッセージは
“三次元大好き! もうお母さん産んでくれてありがとうっ!”
の境地を目指そう! ってことでした(^_^)。言霊を込めて、先生ご自身が本心からそうおっしゃってるのがよく分かるので、こちらもその渦に巻き込まれて、わくわく感を共有できるようになるんですよね。
一番胸に残ったお言葉は、「お役目や使命なんて分かるものではない。大切なのは、“自分がやりたいこと”“自分がやるべきこと”をわくわくしつつやって、さらに“自分しかできないこと”を見つけること。一歩を踏み出さないと、神様も御縁を与えることができない」ということでした。最近「三次元の楽しさ」を含めて忘れがちでしたので、今あらためて噛み締めました……。
深田先生、今年から活動の仕方を少し変えられたのか、活発だったミクシイのコミュも閉じられて、今は主に『数霊屋総本家』から情報を発信されてます。
数霊に関して、とっかかりとしては『数霊に秘められた宇宙の叡智』がお勧めですが、すごいのはやっぱり『数霊』ですね。折に触れて読み返しております。
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さて、見仏レポの開始(^_^)。
10月26日は重陽の節句でしたので、天河弁財天での御神事を終えて、参集殿で直会をいただいて、イベントは終了。まずは天河にいらっしゃるという円空仏に逢いにゆきます。ちなみに、深田先生と円空は御縁が深いようで、著書にも沢山出てきますし、「円空ツアー」も何度か開催なさってますね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
天河弁財天を出発し、橋の手前にいらっしゃるお地蔵様にご挨拶してから天の川を渡って左折。川沿いの道を進むと10分ほどで、「栃尾観音堂」の看板が見えてまいります。再び川を渡って集落の中を進むと、ありました、公園の横に小さな小さなお堂が。
車を停めて、雨の中、お堂に駆け込んで。

※これはすいません、後年訪れた時のものです。「イメージです」ってことで(^_^)。
いらっしゃいます、円空仏!!
す、すごい……。こんな間近でかぶりつきで。
暗くてよく見えないな~と思いきや、ガラス扉の下にスイッチが付いていて、セルフで点灯する方式になっているようです(^_^)。灯りをつけて、まじまじと。
聖観音さまを中心に、左に弁財天さま、右に金剛童子さま、前に護法神像さま。
こ、この方達、愛らしい~。
もうみなさん、すっごい穏やかで愛らしい微笑みを浮かべてらして。素彫りの仏像さまなのに、こんなやわらかオーラが出てるなんて、すごい! とくに、大弁済天女さまのお顔は素晴らしいです。まあんまるで、優しくて。真ん中の聖観音さまも、お顔と身体にヒビが入ってしまってるんですけれども、それすら「取り込み済み」な感じがして、かえって素朴な魅力を感じさせました。
円空さん、もともとは北海道の岩場で修行されたそうですが、こちら大峰の地でもしばらく山にこもられていたとのこと。本当にお人柄が、この仏像に素晴らしく滲み出てましたですね。

ご本尊の聖観音菩薩さま
このお堂の奥、5分ほど進んだ場所に、円空窟という、円空さんがこもっていたという伝説の岩屋があるそうです。
また、大峰山の上り口洞川にあります龍泉寺には、かつて百数十体の円空仏があったとか(昭和二十年代の火事で焼失(;-;)。円空さん、かなり本格的にこの地にこもって、修行されてたようですね。
続きまっす。