重陽の御神事は本殿にて11時からでしたので、それまで境内でゆっくりさせていただきました。
参加者少ないのかな? って思ってましたら、結構ぎりぎりになって、おそらく宗教家と思われる方々が何組か到着。思いっきり一般参拝者のぼくも、一緒に能舞台に上がらせて頂いて、並べられた椅子に着席します。
太鼓の音とともに、御神事の開始。
厳かに祝詞が奏上される中、眼を閉じて気持ちを集中します。
後半、ご神職に続いて、ぼくたち参列者も、昇殿して玉串を奉納させて頂きました。
どきどきしながら、階段状になっている拝殿を、一段一段昇ってゆくにつれ、あきらかに空気がびりびり引き締まってくるのを感じます。
一番上方で、何人か並んで、正座して参拝。
最後に、般若心経と各種真言を唱えて、ご神職の締めのお言葉があって、神事は終了。
菊と一緒に神前にお供えしてあったお神酒を、直会として頂きました。
約1時間ほどの御神事でしたが、終了して空を見上げると、奇麗~に晴れ渡っていました。

そのまま、鳥居の対面にあります来迎院境内の、橘神社にお参り。

天光地蔵さまにも、般若心経を供えてお参り。
神社にもお地蔵さまにも、ククリの菊の節句だからか、奇麗な白い菊がお供えしてありました。

お参りを終えて、ふと空を見上げると、竜雲さんみたいな不思議な雲の文様ができてまして、しかもお陽様に暈(かさ:円い虹)がかかっていました。あんまり奇麗でしばらく見とれていました。



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