今日は西陣の辺りにちらっと用事がありましたので、道すがらにあります素敵な神社を、いくつかお参りしてきました。
いやあ、それにしても暑いですね……(@_@;;。
まさに恐怖感を感じるほどの陽気。
日光菩薩さまにもお考えがあるのでしょうけれど。
目的地がかなり細かい路地の奥なので、あほうなことに原付バイクで行ったんですが、出発して5分で後悔いたしました(^_^;;。気温は普通に36度超えで、ある場所では温度計38度を示してまして。グレーのヘルメットカンカンに熱し……。所々で休憩を入れつつ、かなりへろへろでした。
京都市内に入って、まずお参りしましたのが、菅原院天満宮です。小さい神社なので、地元民でも知ってる人は少ないかも。
場所は、烏丸丸太町を上がってすぐの西側。御所の下立売御門の正面ですね。
実はぼくの通ってました予備校がこの近くにありまして、このお宮も、日本史の先生に教えていただいたのでした。
菅原道真公の「生誕の地」伝説が残る場所はいくつかありますが、こちらもその一つ。管家の邸宅があったのは確かなようです。

本殿。
この裏手が平安女学院です。

今日は空がとても奇麗でした。
境内には、いくつかの小さな摂社や、道真公の産湯に使ったという井戸、ご神水が汲める水道などがありました。
懐かしいこの地。予備校時分、嫌なことがあった時は、授業サボって広~い御所でぼ~っとしてたなあ、なんて、ノスタルジックな気分になってしまいました(^_^)。
そのまま烏丸通を上り(北上し)ますと、同じく西側に護王神社があります。こちらは、和気清麻呂公とお姉様の和気広虫をお祀りした神社で、ぼくもお参りするの初めてでした。
なんといっても珍しいのが、イノシシの形をした狛犬。


清麻呂公が道鏡の件でご神託を受けに九州に赴いた際、いろいろな窮地を救ったのがイノシシだとされていて、清麻呂公とセットで信仰されてますようで。

拝殿。

清麻呂公の銅像。

境内の大銀杏。
管公と同じく、清麻呂公にもなぜか親しみを感じていて、岡山の和気神社にもお参りしたことがあります。和気氏発祥の地が備前の彼の地なんだそうで。
この護王神社は、もともと高雄の神護寺に祀られていたのが、明治時代に天皇の勅命によって、この地に移されたのだとか。そういえば神護寺にも清麻呂公関連の遺構、ありましたですね。
宇佐八幡には何度かお参りしたことがありますし、遠島となった清麻呂公が滞在した鹿児島は、母の郷里なので馴染み深いです。一度流刑になられたのにも、きっと何か深い意味合いがあるんでしょうね。
暑くて荷物が多かったせいか、写真が少なめですね(^_^)。
軽く反省でした。
続きまっす。