太秦まで来て、このお方をスルーする訳にはいきません(^_^)。
蚕の社参拝を終えて、次に向かったのが、仏像界の“スーパースター” 弥勒菩薩さまがいらしゃる広隆寺です。
車で三条通りを西に進むとすぐに、右側に特徴的な南大門が見えてきます。
そのままスルーして、少し先にある参拝者駐車場に。拝観すると駐車料金無料です。
境内に繋がる西門から入ってしまったので、南大門は潜ってないんですけれども、ちなみにこんな感じ↓です。これは2010年に参拝した時の画像です。青空も見えてます。


降りしきる雨の中、講堂の阿弥陀さま、本堂の聖徳太子さんにお参り。聖徳太子さんは秘仏になってます。他にも、小さな諸堂にでっかいお地蔵さまがおわしたりします。

境内の様子。
すいません、雨なこともあって、画像これだけです(^_^)。
広隆寺は、お坊さんの姿が見当たらないからか、あまりお寺っぽくないんですよね。秦氏にも聖徳太子にも縁が深いお寺さんです。
受付を済ませて、いよいよ霊宝館へ。
証明暗めの館内に、居並ぶ国宝級の仏像群。
入ってまず正面にいらっしゃる、十二神将さんを眺めて自分をじらそう、とも思ったんですが(^_^)、この日はもう我慢できなくなって、いきなり段上中央にいらっしゃる、弥勒菩薩さまの御前へ。まじめにオーラすっごいんですよ。
はあ、弥勒菩薩さま……。
魅惑の微笑み……。
しばらく霊宝館貸し切り状態でしたので、すぐ前に正座して、ゆ~っくり逢瀬を味わわせていただきました。見れば見るほど見たくなる美しさですね。
ちなみに、このお方です。
http://www.y-uruwashi.gr.jp/bosatu.html
修学旅行生などで少し混み合ってきたのをしおに、館内の他の仏像さまを。
今回気になったのが、弥勒さまの向かって左にいらっしゃる、伝空海作という不動明王さまと、右にいらっしゃる五髷の文殊菩薩さまでした。五髷の形が十一面観音さまを想わせて面白かったです。
文殊さまの左横に、神像が二体ほどあったのですが、それはこの後お参りした松尾大社から移されたもののようです。
最後に、もう一度……というかもう三度くらい弥勒さまにご挨拶してから、霊宝館を退出。スーパースターすぎてあんまり好きって言うのハズカシいんですけれど(^_^)、やっぱりこちらの弥勒さまはすごいです!!
続きまっす。