コスモス見仏 | 平井部

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 今日はコスモスのお寺として有名な、奈良の般若寺にお参りしてきました。
 まだ見仏道に入る前にも、見仏のためにも、何度か訪れているすごく好きなお寺です。


ときめき見仏記-1


 朝から予報通りの心地よすぎる快晴でして、早く出かけたいところだったんですけれども、父が用事で車を使っていて出れず、蒲団を干したり、ギターの練習をしたりゆっくりと。
 あと、今日はマヤの暦の切り換えとリンクする新月の日だそうで、まだ新月フォースの強い午前中の間に、新月瞑想などもしてみました。過去のあれやこれや、すっきり幸せになってくれはりますように……。ありがとでした。

 父の帰宅が遅れ、出発できたのがやっと3時前で、陽に赤味が増してましたので迷いつつも、村田和人さんの爽やかな音楽を流しながらドライブ。肌寒いくらいの気温ながらも、いっぱいの陽光で車内は暑いくらいでした。


 般若寺は、東大寺の大伽藍を見下ろす高台、住宅街の中にひっそりと在ります。
 3時半すぎに到着しますと、な、なんですとっ?

 『秘仏公開中』?!

 とるものもとりあえず(^_^;;、拝観料を払って、公開している宝蔵の方へ。こちらは4時までだそうで、ぎりぎりでした。


ときめき見仏記-2


 小さいお堂に入りますと、いらっしゃいます、お厨子のような保存ケースの中に、30センチほどの阿弥陀如来さま立像。
 昇殿してじっくり拝見。

 愛らしい仏さまです。白鳳仏特有のシンプルな微笑み。両手がちょっとアンバランスに大きいのが可愛いです(^_^)。
「持統天皇ゆかりの念持仏とも」とのことですが、ずっと所持してるにはちょっと重そう。元々は金泊が貼られた輝くお姿だったとのこと。

 左側のケースにいらっしゃったのが、さらに小さい、お地蔵さま、大日さま、十一面観音さまの「胎内仏三尊」。掌サイズながらも、すっごい細かい細工が施してあります。

 この仏さまたちはみなさん、境内の十三重石塔の大修理の際、内部に納められていた方々なんだそうです。800年スリーパーズですね。



次回コスモス画像でっす。