続きでっす。
高山寺の参道から一時162号線に出て、清滝川に沿って右折し、神護寺方面に。途上、見応えのある紅葉や面白い土産物屋さんがありますので、観光気分が途切れることはありません。清滝川沿いには、景観も楽しめる料理やさんがいくつもありますが、だいたいお値段3千5百円から、って感じですね(^_^)。まあお一人さまで行ってもしゃあないっすからね(と自分に言い訳(^_^;;)。

国道沿いの風景
西明寺へと至る紅い指月橋の辺りは、団体さんはじめ大勢の観光客で賑わっておりました。この辺りは上のパークウエイからのお客さんも合流する感じですね。
ちょうど着いた頃にまたぱ~っと晴れてきて、橋のたもとの紅葉がすごく際立ちました。川べりにも降りてしばし景観を楽しんで。




石段を登って、西明寺の小さな山門。
こちらは、以前一度来たことがあるのですが、3月のオフシーズンで、観光客どころかお寺の方も見当たらないくらいでした(^_^)。

西明寺山門




本堂
境内の紅葉を堪能してから、本堂に昇殿させていただき。
あら、今日はご本尊が開扉されています!!
50センチくらいのお釈迦様。それも、清涼寺の三国伝来生き写しのお釈迦様を忠実に模刻したお姿。
このお方もすごい……。
しばらく離れた場所で正座して拝んでから、かぶりつきに寄らせてもらって拝観。説明書きによると、運慶の作になるとか。運慶ほどの人やったら、ちょっとオリジナリティ出したくなると思うんですが、本当に清涼寺の方にそっくりでした。
脇侍として、向かって左に大日如来さまっぽい方。右にお地蔵さま。
お厨子には天然色の絵が描かれていて、おそらく文殊、普賢菩薩さまに、その内側に白衣の観音さま。専用フィットお厨子ですね。
さらに右側のスペースには、十一面千手さまと愛染明王さまと空海さんが。みなさん(人間比)等身大くらいで、黒ずんだお姿。そこから右方を眺めると、小さい庭園になっていて、こちらでも紅葉が楽しめました。
ちょうどまた、お堂に上がらせてもらった頃から、雨が降り出していて、小雨になるまでゆ~っくり和ませていただきました。


この日は本当に不思議なお天気で、快晴と白い雨雲が交互にやってくるような感じでした。一日中“陽の照りながら雨の降る”状態。「狐の嫁入り」だったんでしょうか。





続きまっす