父は前立腺がんで頻尿なのだが、頑なにオムツやポータブルトイレを拒んでトイレに行く。
夜中トイレ行くのに転んで救急車で運ばれたりするようになってしまったので、私が泊まり始めた。
杖も使わないし、変な所でカッコつけるのが腹立たしい。
日中は私がゴミ屋敷となった部屋を片付けているが、大量の本とレコード、オーディオ機器に驚く。家電も掃除機や空気清浄機がいくつもある。服も大量。
古いのを捨てずにどんどん買っていたから、物が溢れている。
母は電磁波攻撃で殺されると思い込んでいたから終活していたし、私のいた部屋も丸々空いていたのに、足を踏み入れる床も見えなくなっていた。
埃が積もり、埃にカビが生えた部屋で、アレルギーの私は薬を飲み涙と鼻水を流しながら掃除と片付けをしている。
父は母に息子達の面倒を任せて、自分は読書や音楽鑑賞してたのかよと思うと、退職したのを後悔してしまうが、今さら仕方ない。
今はひたすら物を減らしながら、父の暮らしを手伝うだけだ。