昨日予告されてたんですが今日はDBSのプログラムの調整をしました。ここに来て早や2週間、やっとここまでたどり着きました。
さて、ここから図参照です。

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頭に埋めた電極は図のように8つの方向に電流を発します。意味は分かりませんが一番奥から9、10a、10b、10c、11a、11b、11c、12、となってました。全部で8方向。9と12は全方向に電流を発します。旧タイプをお使いの方は片側にコレが3つあるそうです。私のはニュータイプ。ファンネルは付いていませんが11と12のように3つの方向に電流を流せるというのが売りです。で、今日。恐らくは初めてabcの違いを試したと思います。今まで使ってたのは左側の10を3方向に流すのを主に使ってましたがa.b.c.a+b.b+c.c+aと6通りで試すことに。
ちなみに今まで蓄積してきたデータとかは去年からの使用なのでほとんどないとの事。与えられた使命の重要さは心得ております。まずa.b.cではbが一番いい結果に。これを判断するのが患者自身なわけです。脳に伝わる感覚、どの動きにどう影響するかなど、感性の世界を言葉で表し相手に伝えるのは詩人の仕事のようでもあります。「空が明るくなる感覚」「部屋の天井が高くなる感じ」「インサイドフォースキャンセラーで2グラムくらい引っ張られる感じ」「スクラッチノイズが無くなる感じ」気がつけばオーディオ評論みたいな表現でした。個人的には一番しっくりくるんですが…
最後までやってb→c→aとなり二つを合わせてもいいとこ取りにはならないということに。このデータ、「あくまで個人の感想です」がつくんだけど正式なものとして残るんだよね。ちゃんとはしたけど。
患者目線で綴るDBS治療記を標榜している中で久しぶりにソレっぽい内容ですが、医療のために、これからも続くであろう患者さん達のために何かを残せるのは自分にもいい刺激になります。

追記:DBSのプログラムを変えた瞬間の身体の中の電気成分?が抜けて、また別の電気成分?が体内に満ちてくる感覚って、憑依していた霊が抜けて行ってそこにまた別の霊が憑いてくるような感じかなって思ってしまったんですが、当方残念ながら霊感は持ち合わせておりません。DBS治療をしている方で霊に憑依された経験のある方おりませんでしょうか?