なきにしもあらず | てんちょんのぉー!サボ★リバッ!

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ここ、俺の人生のサボリ場


俺は決して小心者じゃない。



ただ 人一倍、想像力が豊かなんだ。



だから ここ数日、梅雨で 雷が怖いの何のって。



音は全然大丈夫。



でも、自分に落ちる事を想像をしてしまうんだ。



可能性は0%じゃないしね。



雷は無差別すぎるんだよ。



善人、悪人、なりふり構わず落ちてくるじゃん。



あんなの ただの通り魔だ。



もちろん、雷に打たれる確率は



宝くじの一番高い配当が、二枚同時に当たるより 可能性は低いってのは知ってる。



99.999・・・% 大丈夫なのは知ってる。



でも昔、 TVの『アンビリバボー』でやってたんだが、



人生で 7回も雷に打たれたヤツっていたけど、どんだけ・・・(笑)



いや、実際に 俺の身近にいたんだよ。



俺が入学する1年前だが、



俺がこれから入る高校の先生が、



部活の指導で河川敷にいて、雷が落ちて死んじまった。



それもあって、リアルに自分に落ちたらどうしようって想像もして どうも怖くなる。



傘を左手で持ってる時に落ちたら、それを伝って身体の左半身に電流が走って



心臓がやられて 死んじゃうと聞いてからは、



俺は今でも、雷が鳴ってる時は 右手で傘を持つ。



小心者じゃないよ。



あくまで想像力が豊かなんだ。



ゆえに、想像してると警戒心が芽生えるんだ。



ゆえに、雷が落ちてくる事を 計算に入れた行動なんだ。



なきにしもあらず。





他にもあるよ。



ジェットコースターね。



俺は 絶叫マシーンは大丈夫。



遊園地に行っても、怖いやつでも 乗ろうと思えば乗れる。



でも、何が嫌かって



脱線が怖いんだ。



脱線したら痛いじゃん。



結局 点検してるのは、「人」だからね。



もしも、点検係のオッサンの 嫁さんが妊娠してて、



いつ 分娩室に運ばれるか分からない状況の時に 点検してたら、



レールのネジが 取れてるのを 心理的に見落とす可能性もあるじゃん。



それか、点検係なのに、



極度の高所恐怖症かもしれないじゃん。



でも 家族を養うために、それを隠して働いてるかもしれないじゃん。



点検どころじゃない可能性は いくらでもある。



人は いつか見落としをする生き物だから、絶対に安全とは言い切れん。



なきにしもあらず。





プールのウォータースライダーもそう。



子供の頃、子供会で 流しそうめんをやって



麺が脱線して、無残にも地面でグシャ!ってなったのを見た。



それからは、



ウォータースライダーだって、人の重心が 何らかで 反・物理的に働き



あそこからハミ出て 落ちる可能性もあると確信。



せめて飛び出さない 筒状のやつならいい。



あの ハーフパイプみたいに むき出しになってるのが嫌だ。



それ以外でも、「この曲がった先に 人が止まってたらどうしよう。」って想像もしちゃう。あと出口にも。



とっさにブレーキかけられるよう、あんなにスリッピーにしなくていいよ。



ウォータースライダーだって、「かもしれない運転」をするべきだ。



小心者じゃないよ。



想像力が豊かすぎて、警戒心が芽生えるだけだから。



なきにしもあらず。





もっと言おう。



映画館の席。



上映中、俺の真後ろに 他人が座ってると嫌だ。



殺人ホラー映画の「スクリーム2」の冒頭を観てからダメ。



犯人は 映画館にやって来て、人の後ろに座って、



上映中の暗闇の中、無差別に 前の人の首をナイフで切っていくんだ。



あの映画を崇拝してる 殺人ホラーマニアは多いから



あれに習って、同じように見立てた 無差別殺人をするアホがいるかもしれない。



小心者じゃないよ。



想像力が豊かすぎて、警戒心が芽生えるだけだから。



なきにしもあらず。





もっと言おう。



駅のホームで電車を待ってる時も。



大きい駅だと、みんな 電車に乗るために 列を作って並んでるけど、



その列の 一番前で待ってるのが苦手。



俺が一番前にいるとして、



その俺の列の、一番後ろに並んでるヤツが 酔っ払いかもしれない。



そいつは、そいつの一個前にいる友達を、ふざけて ドーン!って押すかもしれないじゃん。



そしたら その友達からスタートして、



ドミノ甲子園みたいに カタタタタッ!って前に倒れてきて



一番前の俺が ホームに転落するじゃん。



そこにちょうど、「待ってました♪」とばかりに電車が来て、



「ドミノの仕掛け 大成功ー♪」みたいに 轢(ひ)かれる可能性だってある。



人生そんなもんだよ。



だから最前列は苦手。



でも、俺だって電車に乗って イスに座りたい時もある。



イスは争奪戦だから、それならば 列の先頭に立ちたいよね。



だから、先頭に立って 待っている時には




↓この体勢で電車を待つ。




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いつ ドミノが来ても大丈夫なように、一番前にいる時は 踏ん張るんだ。



そりゃ、周りから見たら異様だよ。



「一番前にいる あの人どうしたの?」って ヒソヒソ話を聞いた事だってある。



でも大丈夫。



カモフラージュで、アキレス腱を伸ばしてるように見せてるから。



イチローが、ネクストバッターズサークルで 次の打席に向けて柔軟をするように、



電車に乗るための コンディションを整えてるように見せているんで 大丈夫。



なので、このドミノの可能性も、俺が電車が嫌いな理由のひとつです。



なきにしもあらず。



てか、最近の都内では、転落防止で 扉が付いてるホームも増えてるがね。



でも、危険は街中に潜んでます。



いや、家にいても 危険と隣り合わせだがね。



いつ隕石が、屋根を つき破って落ちてくるか分からないんで。



みんなも常に気をつけて。





って、俺は過去に何かあったわけじゃないからね。くれぐれも。



べつに人間恐怖症じゃないからね。くれぐれも。



人一倍、想像力が豊かなの。



前フリもなく、急に災難が訪れるのって嫌じゃん。



だから、おばけ屋敷は



俺に被害もないし、出てくるのも分かってるから 全然平気。



むしろ、アポなしで来る 営業マンのほうが怖い(笑)




んじゃ!