国民年金、払うか払わないか?
ひろゆき氏は払うべきと言っていますね。

自分も払う派です。

 

会社員の場合は、

強制天引きなのでもとより回避できませんが、

厚生年金は会社が半額負担という太っ腹な制度なので、

できれば個人事業主より会社員として納付したいものです。

国民年金だけの納付では、支給額は年間80万円弱です。

最低限の生活すら難しい金額ですね。

 

さて、国民年金(第1号保険者)。

国家が保証する終身給付年金です。

 

支給開始年齢の引き下げとか、5年10年単位で

徐々に条件は悪くなっていっていますが、

それでも死ぬまで定額をもらい続けられる安心感は、

民間の保険会社とは比較になりません。

 

何歳まで生きれば黒字になるかどうか

(給付額が納付額を上回るかどうか)は

世代によって変わりますが、

納付給付がトントン(赤字)だとしても所得控除があるので

納付時点で税金面でのメリットがあります。

 

株式投資などのリスクのある投資は別として、

預金や国債のような超低リスクの資産で置いておくより、

よっぽど率のいい投資(資産活用法)だと思います。

 

さて、公的年金の上乗せとして、国民年金基金があります。

若い頃はなにそれ?美味しいの?と完全スルーでしたが、

昨年から上限まで納付を始めました。

納付終了までの資金は、

引き落とし口座に全額入金してあります。

銀行に置いておいても実質金利はつかないので、

納付して所得控除に回したほうが絶対にお得です。

 

もちろん、納付したお金は引き出すことはできないので、

すぐに使う必要が生じるかもしれないお金は回せません。

あくまで老後の生活費のため、といった性格のお金だけです。

 

いずれにしても、

現時点においても国民年金は納付すべき、

というのが私の見解です。

(会社が半額負担してくれる厚生年金ならなおさら)

 

とはいえ、それだけで老後は安心!な制度ではないですし、

セーフティネットは何重にも張っておくべきです。

国民年金をベースに、

個人年金やiDeCo(確定拠出年金)、NISA(非課税投資枠)、
外貨預金、家賃収入(不動産の所有)など、

インフレや為替の変動など様々な環境の変化に耐えうる

複数の収入源を確保しておきましょう。