立春歌舞伎特別公演
2月6日(木) 夜の部
会場:大阪松竹座
開演 4時15分~終演 8時35分
観覧場所 2列中央
①義経千本桜 序幕 4:15~5:20
幕間 20分
②義経千本桜 二幕目 5:40〰6:40
幕間 30分
③義経千本桜 大詰 7:10〰8:35
あらすじ
①義経(扇雀)は、兄頼朝から、謀叛の疑いをかけられる。
初音の鼓を左大将藤原朝方から渡され、鼓を打て、つまり頼朝を討てとの院宣は、朝廷方の企み。
鼓を打たなければ、大丈夫と鼓を受け取る。
しかし、頼朝からの使者がやってきて責められ、郷の君(團子)は義経の疑いを晴らす為自害。
そして、義経は都落ちへと。
②静御前(壱太郎)と忠信(虎之介)は、義経を追い吉野山へ。
忠信の姿を見失った静御前は、鼓を打つと、忠信が姿を現し、旅を続ける。
③川蓮法眼に身を寄せる義経を尋ね忠信が参上。
そこに、静御前が忠信とやってくる。
この忠信は、狐の子で、初音の鼓に両親の皮が使われている為、親を慕って忠信に姿を変えていた。
心を打たれた義経は、鼓を狐に授ける。
喜んだ狐は、鎌倉方に味方する悪僧を狐の通力で打ち負かし、自らの古巣に帰る。
感想
①團子ちゃん、夫の義経の為自害する様、可哀想で泣けた
声も繊細でか細いながらも凛として、華があると言うか、可愛くオーラ半端なし
流石、猿翁さんの孫、血筋は争えない
妹の團子ちゃん推しが、判った
②今回、佐藤忠信役、愛之助さんが怪我で降板。
二幕は虎ちゃん、大詰めが獅童さん。
ラスト、子狐になるのがクライマックスなので、二幕は、あまり期待していなかった。
しかし、源平合戦の様子を踊る様、迫力ありすぎて超ビックリ
20〰30分ほど、床を打ち鳴らしたりと浄瑠璃さんとの掛け合いが素晴らし過ぎる
そして、客席もヤンヤヤンヤの大喝采
身体のブレが全くなく、身体能力の高さに改めて驚く
普通の舞踊ではなく、やはりバレエっぽく、身体のラインが美しく、手足が縦横に伸びる
更に、音感が素晴らしく、浄瑠璃と一体となり、前へ前へと誘われる心地よさ
踊るにつれて、客席からは「うわー」と感嘆の声が、あちこちから
妹は、虎ちゃん、時々する狐の表情が上手いなあと
終わってから、後列の人たち、「顔が綺麗、目が良い」と褒めてた。
③虎ちゃんは、義経の従者の駿河次郎、團子ちゃんは、赤っ面の亀井六郎。
團子ちゃん、赤っ面の野太い声にビックリ
一幕の女形とは、全く違う声。
これは、末恐ろしい役者さん
獅童さんの子狐は、ちょっと体格良すぎなのか、哀れさがなかったような?
公式サイト
劇場入り口
劇場前のたこ焼き屋さんは、外人だらけ
黒い布を纏ったイスラム系の人も
会場内
自席から
時間割
幕間弁当は、はり重
美味しかったが、冷たい。
トンカツ屋さんは、熱々だったけど、今回無かった
筋書とチラシ
筋書は、後援会からのサイン付きプレゼント
3月南座、6月博多座のチラシ。
虎ちゃん(3月南座)姿が美しい
松竹座で購入のお雛さん🎎